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第477話

「んっ……、ん、ふ……っ♡」 「先輩…っ」 「ん……、気持ちぃ…?」 「はいっ…。もうちょっと先の方、舐めて…?」 「んぅっ♡♡」 お願いされた通りに亀頭の方をちろちろ舐めていると、ズプンッと口の中に入れられる。 こんなことされて興奮してる俺、やべーよな……。 「先輩、可愛い…。目がとろんってしてますよ?」 「んぁ…♡」 「いい子。もう少しだけ頑張ってくれますか…?」 城崎がうっとりした顔してるのが嬉しくて、こくこくと頷いた瞬間、ガチャっとスタッフルームの扉が開いた。 「ングッ…?!」 ブランケットを被され、頭を押しつけられる。 口の浅いところに含んでいたのが、突然喉奥まで入ってきて、俺は思わず目に涙を溜めた。 「あ、夏月くん。望月さんの様子は?」 「えー…っと…、寝ちゃってて……。」 「そっか。いいね、夏月くんの膝枕。初めてそんなことしてるの見た(笑)」 この声は新田さん…。 珈琲のいい匂いが漂ってきて、なんか嫌な予感が…。 「拓磨さん、仕事は…?」 「あぁ、今ひと段落ついたから休憩。30分後に予約入ってるから、それまでには出るけどね。」 さ、30分…?!! その間俺、城崎の口に入れたまま耐えるの?? え、無理じゃない?無理だよな?? 「んふ…っ」 「え?夏月くん、何か言った?」 「い、いえ!何も!!」 焦って息が荒くなったからか、それとも歯が少しぶつかったからか、城崎のソレは俺の口内でひと回りサイズが大きくなる。 どうしよう…っ!? 顎外れる、このままじゃ。 どうすればいい? 30分耐えるには……、そうだ!! 「うっ…!!」 「え、夏月くん…?」 「な、何でもないです……。」 城崎のこと、イカせちゃえばいいんだ。 出すもん出せば、サイズ小さくなるよな? できるだけ音を立てないよう、口を窄めて吸ったり、亀頭を重点的に舐めたり、わざと少しだけ歯を立てたり試行錯誤する。 「夏月くん、本当に大丈夫…?」 「だ、大丈夫…ですけど……、ちょっと…その……、ぅっ!!!」 ビュクビュクッ…… 喉奥で城崎のが思いっきり爆ぜた。 俺は出されたものを飲み込み、少しサイズの小さくなった城崎のを咥えたまま息を潜める。 「何か必要?」 「お、お腹痛いんで…、腹温めるのに温タオルかなんか作ってきてもらっても……?」 「オッケー。任せて、すぐ作ってくるから!」 バタバタと部屋から人が出て行く音とともに、城崎は思いっきり気を抜いてソファの背もたれに倒れた。

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