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第640話
「はぁ〜♡めちゃくちゃツルツル…♡」
「……グスンッ」
やっと終わった…。
何度も悲鳴を上げて、半泣きどころか最後の方普通に泣いた。
お風呂で綺麗に洗われた後、俺がグズってる傍らで、城崎は俺の股間に顔埋めてうっとりしてる。
本当にバカ……。
「これいいですね♡」
「もう絶対やだ…。」
「えー?先輩も触ってみてくださいよ〜。」
「次からは城崎が剃って…。」
「それも楽しいからいいですけど〜。」
股間がスースーする。
城崎の息、めちゃくちゃ分かるし。
まぁ気に入ってくれてるなら、今日のとこは我慢するか…。
「俺しばらく先輩のココ、ずっと触っちゃうかも。」
「無理。」
「え〜?先輩も触られるの嫌いじゃないくせに。」
「ひぁっ…?!」
玉袋を咥えられて、変な声が出る。
城崎の頭を打 つと、城崎は悪戯な顔で笑った。
「おまえなぁ…。」
「先輩かわいい〜♡」
「つーか、ブイハ見るんじゃなかったのかよ?」
「俺はエッチでもいいですけど。」
「もう!見るぞ!」
揶揄ってくる城崎をあしらって、リモコンでBlu-rayを再生する。
シーズン1から。
明日も休みだし、オールしてもいいし。
年齢的にオールできるほど体力あるかと言われると、微妙かもだけど…。
「あー。このシーン、初見ビビりましたよね。」
「俺ここ好き。」
「俺も好きですよ。このあと、……あ、きますよ。」
なんだかんだ二人とも見入っていて、気づけば中盤。
去年はここまでうたた寝してたんだよな。
というか、ほぼ見てなかった。
「先輩…」
「何?」
「キスしていい?」
「今いいとこだから待って。」
「ん〜……。」
ポップコーン食べながらコーラを飲んで…。
おうち映画満喫中。
城崎は少し不満そうに、俺の肩に頭を置いたり、頬にキスしてみたり…。
そんな城崎を無視して映画に見入っていると、突然押し倒される。
「うわっ…、何…?」
「うわって酷い。先輩、かまってよ〜。」
「今日はこれ見るって……、んんっ」
「ブイハと俺、どっちが大事?」
「んっ♡ぁ…、ぁ♡」
「ねー、答えて?どっちが大事?」
ズルい質問。
そんなの答えなんか決まってるのに。
「…城崎っ……」
「ん〜?」
「城崎に…っ、決まってるじゃん…」
「へへ♡じゃあ俺の方見てください♡」
完全に城崎のペースに飲まれてしまい、ブイハのクライマックスシーンが流れる中、甘々なセックスが始まった。
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