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第921話
夏月にしがみつきながら腰を振る。
ヤバい…。
これ本当にヤバい…。
「はっ♡はっぁ♡夏っ…♡夏月っ♡♡」
「綾人…っ、クッ…」
脳汁がダバダバ溢れて、気持ち良すぎて涙が出てくる。
息をするのも忘れそうなくらい気持ち良い。
「気持ち良い…。綾人さん…、綾人…っ」
「はっ…ぁあ♡イクッ…♡」
「や…ば……、ッ…」
俺がイクたびに中が夏月のを搾り上げ、熱い欲望が広がる。
もう腰動かせない…。
目がチカチカして意識を飛ばしそうだけど、夏月から離れたくなくて必死にしがみつく。
「綾人さん、大丈夫?」
「………はっ…」
優しく頬を叩かれて意識を取り戻す。
やば。一瞬飛んでた…。
「もう寝る?」
「やだぁ…っ」
「俺ももう結構限界近いんだけど…?」
「もっと…、もっと夏月が欲しぃ…っ」
「マジか…。動けないのツラ……。」
夏月の首筋に何度も吸いついて、たくさん痕を付ける。
俺の…。
俺だけの夏月…。
紅く色づいた肌に、上からもう一度吸いつく。
「どうしたの?今日は一段と甘えん坊ですね。」
「だって……」
寂しかった。
いなくなったらどうしようかと怖かった。
人間いつ死ぬかわからないんだって誰かが言ってたけど、こんなにも大事な人が、もし突然いなくなったら、俺は耐えられるのだろうか?
今こうして愛し合える間に、全身全霊をかけて愛したいと思った。
「愛してる…、夏月…。」
「俺も世界一綾人さんのこと愛してますよ。」
「もう一回挿れていい…?」
「もちろん。」
新しいゴムに付け替えようと夏月を包んだ膜を外すと、ぐしゃぐしゃで本来の用途としての意味をなしていなかった。
もうこれ、付ける意味なくね?
夏月も同じことを思ったのか、そのまま挿れようとしても何も言ってこなかった。
「あっぁ♡んぁ…っ♡」
「綾…人……ッ」
踏ん張ることをやめて重力に身を任せると、グプンッと一気に根本まで貫いた。
ヒクヒク身体を震わせて、必死に夏月にしがみつく。
「本当に平気…?」
「だい…じょ…ぶ…♡」
俺の心配ばかりする夏月。
何も考えられないくらい、もっと俺との行為に集中してほしい。
Tシャツを捲って、夏月の頬に胸板を押し付ける。
「はっ…ぁ♡乳首弄ってぇ…♡」
「トンじゃダメだよ…っ」
「ひっぁ♡ああっぁ♡♡♡」
乳首をにゅるりと舌で舐められた後、歯を当てられながら吸われる。
堪らなくて何度もメスイキしながら、夏月の全部を搾り取って、気づいた頃には身体もベッドもドロドロになったまま意識を飛ばしていた。
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