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第950話

夏月は俺のペニスを掴み、先っぽに潤滑ゼリーを垂らしてまっすぐ引っ張った。 細くて長いブジーが尿道に当てられる。 怖くてキュッと目を閉じると、頭のてっぺんにキスが降ってきた。 「大丈夫。安心してね。気持ちよくしてあげる。」 「ほんと…?」 「うん。綾人さん恐怖で萎えてるから丁度いい。前も言ったけど、勃ってたらできないからね。」 「ぁっ…、やだ…。夏月っ、やだ!」 スーッとブジーが中に挿れられる。 なんだか芯の方からゾワゾワするような感覚に身を捩らせる。 「やだ…っ、取れって……!」 「目ぇ開けて?視覚からも感じるかもしれないから。」 「…っ!!」 目を開けると、さっきまで長かったはずのブジーが俺の尿道から先へ入って、ほとんど見えなくなっていた。 軽く15cmは入ってる…? 恐怖感に変な汗が垂れる。 「もう少し進めるよ。」 「やだ。夏月、やだっ…!」 「大丈夫。」 止めてるのに夏月はどんどんブジーを奥へと進めていき、ペニスの角度を変えてさらに奥へと進めた。 瞬間、経験したことのない快感が襲ってくる。 「アッぁ…、あっ♡♡」 「あ。ここか。」 「待っ…!ぁっ、なつっ…き、やだぁっ!!」 「初めてで感じれるなんて…。よかった、綾人さんに才能あって♡」 夏月は楽しそうな声でそう言った。 軽くブジーを上下されるだけで、表現できないほどの快感に襲われる。 「は、ぁ…っあ゛、……ァンっ…!」 「はは♡綾人さんかわいー。」 「ア゛っ、イクッ!!はっ…ぁあンッ♡♡」 ブジーをクルクル回転され、俺は首を振りながら何度もイッた。 イクとは言っても、尿道を塞がれてるからもちろん射精はできなくて、何度も経験してるメスイキだ。 気持ちいいけどヤバい。 自分が自分でなくなるみたいな…。 ヤバい。頭回んない……。 「ああぁっ♡ひっ…!!ん…っ!」 「気持ちいいね、綾人さん♡」 「…ゃア゛ッ!もうやだ……っ!!!♡」 「嫌じゃないでしょ?だって、ここ気持ちいいんでしょ?」 少しずつ抜けていたと思ったブジーが、また前立腺に当てられる。 目がチカチカするほどの快感に、俺は無意識に声を荒げていた。 「やら゛あぁッ♡♡んん゛んん、〜〜っ!!!」 「やば。そんな気持ちいいんだ?」 「ひ、あ゛ッ♡♡♡あ、あ゛ーッッ♡♡し、ぬ゛…ッ♡♡しんじゃ、あああ゛ァッ!!♡♡♡」 スーッとブジーを抜かれていく感覚に、イキながら意識を手放した。 最後に見えた夏月は、嬉しそうにニヤけながら、興奮した時と同じ表情をしていた。

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