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第1024話
「あっぁ…、あぅ…♡」
「綾人さんかわいー…。ほら、見て?」
「やだ…、うぅ……」
シャワーチェアに座る夏月の上に座り、開脚させられて鏡を見ろと促される。
誰が好き好んで自分の恥部を見るんだよ。
下も触ってほしいのに、夏月は乳首ばかり可愛がる。
でも自分で弄るの恥ずかしいし…。
「夏月ぃ…」
「綾人さん身体柔らかくなったよね。開脚も楽々だし。」
「柔らかくていいことあんのかよ…?」
「いろんな体位が試せますよ。あとでしてみる?」
「っ!?いい!いらない!」
「素直じゃないんだから〜♡」
「ぁっ♡」
乳首ジンジンする…っ!
止めてほしくて夏月の手首を掴むと、夏月はぎゅーっと乳首をつまみながら引っ張った。
「ああぁっ♡♡」
「乳首だけでイケて偉いね。ほんと可愛くて狡い。」
「夏月ぃ…、下も触れって…」
「ん〜。後でね?」
「ぅああっ♡♡」
夏月は乳首を弄る手を止めようとはしなかった。
これ以上したら乳首取れるってば…。
自分で見てもエロいなって思ってしまうくらい、俺の乳首は桃色にぷっくりと腫れ上がっていた。
これまた戻るまで時間かかるんじゃ…。
「夏月…、夏月…っ」
「もー……、可愛いから特別ですよ?」
「ぁあっ♡♡」
夢中で名前を呼んでいたら、夏月は俺のペニスを掌で優しく包み、泡と一緒に擦り始めた。
声、我慢したいのに抑えられない…っ。
「んっぁ♡夏月っ、やっぱ手ぇ止め…てっ!」
「絶対やだ♡」
「ん〜〜〜っ♡♡♡」
「こんなエッチな声も顔も、俺以外には絶対に秘密ですよ?」
激しく上下に擦られて、俺は呆気なく絶頂に達した。
鏡には淫らな俺の姿と、嬉しそうに鏡越しに俺を見つめる夏月が映っていた。
「夏月……、挿れてほしぃ……」
「うん。ベッド行ってからね。」
「じゃあベッド行こ…?」
「ん〜?どうしようかな?」
夏月は手持ち無沙汰なのか、まだ俺の乳首を弄くり回してくる。
耐えられずに声を上げると、夏月はニヤニヤ笑いながら俺の唇にキスを落とす。
なんでさっさと抱いてくれないのか。
もうすぐ旅館に戻らないといけないのに…。
「夏月…っ」
「なーに?」
「…っ、今日の夏月なんか意地悪…!」
「その気にさせてよ、綾人さんが。」
何がその気にさせてよ、だ。
もう十分勃ってるくせに。
腹が立って、夏月を押し倒す。
「冷たっ!?…って、えぇっ?!」
「その気にさせろって言ったのはおまえだから。」
「ちょ、待って待って!」
驚く夏月の腹から太腿にかけて、置いてあったローションをたっぷりとかける。
夏月の綺麗に割れた腹筋に、俺はペニスを擦り付けた。
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