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第1038話

「バカ…。夏月のバカバカ。」 「だって綾人さんがその服買った理由が可愛すぎて…。ごめんなさい。許して?」 「………」 夏月は俺がイッた後も乳首を弄り続けた。 昨日のラブホテルでもいっぱい弄りまわしたくせに。 おかげでヒリヒリするし、明日までに引っ込む気もしない。 最終的にセックスはシたけど、上の服だけは脱ぐことを許してくれなくて、ふわふわだった服は精液やらでベトベトのカピカピだ。 触ってくれた。 たしかに触ってくれたし、離してくれなかったけど!! 「結構気に入ってたのに…。」 「服はまた買うし!」 「乳首痛いし…。」 「それはごめんなさい。」 「やめてって言ってるのに、全然やめてくれなかった。」 「えぇ?あれはもっとシてにしか聞こえなかったんだけど。」 自己解釈じゃねぇか。 乳首取れそう。本当に痛い。 服に擦れたらジンジンする。 「明日から仕事だってのに…。」 「蛇目に勘付かれないようにしてくださいよ?!」 「誰のせいで……」 自分の身は自分で守るとは言ったものの…。 明日は厚着していこう。 寒くなってきたし、丁度いいのかもしれない。 「バレても俺にキレんなよ?」 「うっ……。はい……。」 「その間はなんだよ?俺のせいにする気だったのか?」 「だって綾人さんが可愛すぎるから……。」 「暴論だ。」 反省してるのやら、していないのやら。 どちらにせよ、怒ったところで俺の乳首は戻らない。 つーか、夏月と付き合ってから、俺の乳首肥大してないか…? 気のせいであってほしい、本当に。 「綾人さん、もう触らないから乳首見てもいい?」 「勝手にすれば。」 「やったー♪」 夏月は俺の服をペロンと捲り、唇が触れそうなほど近くに顔を寄せる。 何これ…、恥ず……。 「夏月…っ」 「ん〜?」 「近…、ぁっ♡」 微かな息遣いだけでも感じてしまい、ビクビクっと身体が震える。 そしたら夏月はニヤ〜っとイタズラな笑顔を浮かべて、俺の乳首にフーッと息を吹きかけた。 「んああっ♡♡」 「風だけで感じちゃう綾人さんヤバ。かわい〜。」 「見るだけって言った…、ぁあっ♡」 「触らないって言ったんですよ。触ってないでしょ?」 「ああああ♡♡」 腰が浮く。 もうやだこんなの。恥ずかしいのに。 余裕な顔で、俺を見下ろして、きっと俺に言わせようとしてるんだ。 「いいの?」 「な…にが!」 「このままで。綾人さんのココ、また大きくなっちゃったよ?」 「っ…」 鼠径をなぞられる。 身体にゾクゾクっと快感が走り、夏月にしがみついた。 夏月の太腿に跨って腰を揺らしていると、夏月はグリグリと股間を刺激してくれて、俺はあられもない声を出しながら絶頂に達した。

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