泡で洗ってお湯を流し万全な状態になった夏月のソレに舌を這わせると、びくびく震えてさらに大きさを増した。 嬉しい。 夏月は余裕のなさそうな顔をしながら、俺の頭を撫で、時々堪えるように俺の髪を掴んだ。 「ひもひぃ…？」 「はい…。すげぇ気持ちいい…。つーかエロい。綾人さん、俺の咥えながら俺に挿れられる準備してるんだ…？」 「んっ…、れかくすんぁ…」 ただでさえデカいのに、むくむくと質量を上げていくから、顎が外れてしまいそうだ。 フェラかアナルを解すの、せめてどちらかに集中できたらいいのに、どっちにも気が取られて全く集中できなくなってくる。 「綾人さん、後ろの手止まってるよ？」 「う…ぅ、らって……」 「もういいよ。綺麗なったでしょ？」 「んぅっ♡」 口から夏月のペニスが抜かれ、腕を引かれて夏月の胸に収まる。 浴槽の縁に座る夏月の足に跨る姿勢。 何これ。すげー恥ずかしい……。 「興奮するね。綾人さんの硬くなってる。」 「っ…、こんなの仕方ないだろ…！」 「でもここでシたら危ないから、ベッド行こ？」 次は俺が夏月に抱き抱えられて、ベッドの真ん中に優しく降ろされる。 夏月は俺の髪を梳きながら、ギリギリシャツで見えないような鎖骨の下あたりにキスマークを付けた。 「綾人さん、大好き。愛してます。」 「んんっ、ぁ♡夏月…っ、な…つき…！」 ゴムとローションを纏ったソレが、さっき解したそこに押し当てられる。 吸い込まれるように中に入り、まるで元々そこにあったものかのようにぴったりと収まった。 「気持ちいい…。あったかい、綾人さん…。」 「んっ、気持ちいぃ…」 「動いていい？」 優しく尋ねられ、こくこくと首を縦に振る。 夏月は奥を広げるように腰をゆすった後、ギリギリまで腰を引いて一気に打ち付けた。 「あぁっ♡♡…ぅ♡」 「綾人さん…っ、好き…、好きだよ…っ」 「ひぁあっ♡あっ♡俺も…っ！夏月っ…！」 部屋中にパンパンっと激しい音が響く。 何度しても夏月と繋がれるこの行為は、何も考えられないくらい気持ちよくて、全てを忘れて夢中になってしまう。 夏月が好き。 それだけが脳内をぐるぐる回り、まるで媚薬を飲んだみたいに、夏月のことでいっぱいになってしまうんだ。 淫らに名前を呼び続ける俺を、夏月はどう思うのだろうか。 浅ましいと思うか？それとも、馬鹿だと思う？ いや、きっと嬉しいと思ってくれてるに違いない。 「はっ…、はぁっ…、綾人さんっ、イク…ッ！！」 「夏月…っ、〜〜〜♡♡♡」 中が収縮すると同時に、夏月も中で爆ぜた。 すぐには抜かず、中に挿れたまま抱きしめ合う。 「綾人さん…。好き。本当に大好き。」 「知ってる。俺も大好きだよ。」 「あ〜……、帰りたくない………。」 「まだ時間あるし、ちょっと休んでもう一回シよ？」 「うん…っ♡♡」 ゆっくりと抜き出され、夏月の精液をたっぷり溜めたゴムは口を括って捨てられた。 じっと見ていると、夏月がくすくす笑って俺の頬を撫でる。 「欲しい？」 「うん……。」 「はは。冗談で言ったのに。」 「ゴム無しでいいよ。」 「またお腹壊すよ？」 「いい…。生のが気持ちいいし…。夏月もだろ？」 ぎゅっと夏月を抱きしめると、夏月の下腹部がまた熱くなる。 若いから復活はえーな…。 お互い何も言わずとも、激しい2回戦が幕を開けた。