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第15話

「ああん...っ...もう入れてぇ」 アナルにローションを垂らされ、指でかき混ぜられながら、晶が艶っぽい上ずった声を上げた。 隣の光が晶の艶めかしさに目を奪われながらも、光も光で大輝に指で解されていた。 裕一の勃起が晶のアナルに侵入しようと、入口まで差し掛かった、そのとき。 「なにやってんだよ、お前!」 光は飛び起き、晶の両脇の下に腕を差し込み、裕一から引き離した。 「...なに、て入れるんだよ、おちんちん....」 光を見上げる酔った晶の瞳は酒のせいか瞬きもせずに潤んでいる。 紅潮した桃色の頬にうっすら開いた甘い吐息を漏らす、小さな唇。 光は釘付けになった。 「...光が言い出したんじゃなぁい....楽しもうよ、お互いに。セックス」 「...あんなに嫌がってた癖に」 「...気持ちいいこと、しよ。割り切って」 裕一も大輝もまた、色香の増した晶から目が離せなくなっている。 2人の雄の目が獲物を狙うかのように晶を見つめているのに光も気がついた。 「きょ、今日はお開き!帰って2人とも!」 「なんでだよ、晶、こんなに欲しがってるのに可哀想だろう」 「そうだよ、計画が台無しじゃないか、割り切ってお互いに俺たちとやる筈だろう」 なかなか折れようとしない2人に、 「そうだよお....中に欲しい、光もそうでしょう....?」 すっかり人が変わったかのような雌化した晶に光は生唾を飲んだ。 どうにか、裕一と大輝には帰宅して貰い、晶と光は2人きりになった。 「ほら、しっかりしろよ」 光は晶にミネラルウォーターの入ったコップを差し出した。 「ああん....せっかく、タチを用意したのに、光、自分で台無しにしちゃったじゃん」 「うるさい、ほら、早く、酔い覚ませ」 「光はしたくないの?したいでしょ?アナルに入れられて感じたいでしょう?だって、光もネコだもん」 ようやく、晶は光の差し出したコップを受け取り、ゆっくり、喉を鳴らし、ミネラルウォーターを飲んだ。

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