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第18話
普段はいつも一緒にシャワーを浴び、湯船に浸かるが、互いに緊張と恥ずかしさから、晶と光は別々にシャワーを浴びた。
いざ、ベッドで仰向けで横たわる晶に馬乗りになったはいいが、緊張からなかなか体が思い通りに動かず、見つめ合ったまま、時間が流れていく。
「...もう、やめない?光」
「いや!ここでやめたら意味がない」
意を決して、光は晶に顔を寄せ、唇を合わせた。
薄く開いた唇に舌を捩じ込ませ、濃厚なキス。
互いに興奮し始め、熱く甘い吐息が晶も光も漏れた。
少しずつ、顔を落としていき、晶の可愛らしい少し突起した胸元のピンク色の飾りに舌を這わせる。
「ああ....」
「左と右、どっちが感じる?」
晶の反応を上目遣いで伺い、尋ねた。
「ひ、左...」
ピンク色の舌を覗かせ、自分の乳首を舐める光と目が合い、ドキドキした。
左に集中し、優しく吸ったり舐めたり、を繰り返す。
「ああ....っ」
「気持ちいい?晶」
晶は恥ずかしさから瞼を閉じたまま、こくん、と小さく頷いた。
光の寝込みを襲い、勝手に光を勃起させ、自分に宛てがい入れた、あの一方的な行為とはなんだか違う。
まるで共同作業のようだ、と晶は思った。
光はゆっくりだが、体にキスをしながら、既に硬くなっている晶の勃起を握った。
大抵、シックスナインか互いにアナニーの見せ合い、光に促され、相手のアナルを貫くバイブを手にし、動かす、といった2人なりのやり方で体を満たしていた。
ジュポジュポと卑猥な音を立て、フェラをされながら、晶は不意に、
(.....やっぱり上手いな)
と思うや否や。
(....やっぱり.....?)
自分の中に沸いた疑問に、晶は上半身を起こし、慣れた様子で頬を紅潮させ、自分の勃起に貪りつく光を見ると怒りが沸いた。
「....今までそうやって、何本、咥えてきたわけ?」
「え?」
勃起から口を離し、目を丸くした光が怒りに染まった晶の目を見た。
「な、何本、て....」
「.....数えきれないくらい?」
「そ、そういう訳じゃないけど....いきなり、なに」
「....ムカつく」
怒りを潜めた声で、晶は突き飛ばすように光を押し倒し、光は唖然となった。
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