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第30話

類とマフィのお誘いに、 「えっ、いいんですか!?」 思わず、光は満面の笑顔で瞳を輝かせてしまい、慌てて、しまった、と隣でしゃがんでいる晶を見た。 「ご、ごめん、晶」 「う、ううん」 またぶん殴られるかと思いきや、晶は頬を染めて、何処と無く、もじもじしているように見える。 晶も興味がない訳じゃ無さそうだ、と光は、晶の手を握った。 「行こ、晶」 「え、え、え?」 光に引っ張られながら、ダブルベッドの上、全裸の類とマフィの元へ近づいていく。 「隣、空いてるからどうぞ」 類がダブルベッドの隣をポンポン叩いてみせる。 「はい、晶、バンザイ!」 光は晶の裾を持ち上げ、脱がせにかかる。 「ひ、光」 トップスが頭の部分で引っかかり、無理やり、光はすぽっ、とようやく晶を半裸にさせると、光は自分から脱いだ。 全く動じず、恥ずかしがる事なく、光は自分でさっさと全裸になり、晶に早く脱ぎなよ、と唆す。 晶は思わず、ベッドの上の2人を見た。 繋がったまま、2人は抱き合い、キスしている。 晶も2人が見ていない事にホッとし、全裸になると光が手首を掴み、ベッドに座らせた。 くりくりした光のあどけない瞳が晶を見つめ、そして、角度を変え、キスしてきた。 舌を絡め、晶もキスに応じると、光は晶を優しく押し倒す。 隣では再び、類とマフィがセックスを再開している。 「あっ、あ、あ...!」 四つん這いになった類の細い腰を持ち、マフィが突き上げる。 「俺たちもしよっ」 ちゅ、と晶にキスすると、光は晶を攻めにかかった。 「乳首、気持ちい?」 ぺろぺろとピンク色の舌を覗かせながら、上目遣いで晶の乳首に舌を這わせる光に、晶はドキドキした。 「緊張してる?」 光の問いに、晶は顔を真っ赤にしたまま、頷いた。 「店長、ローション貸してください」 真っ最中の2人に光は容赦ない。 「はい、光」 マフィが手渡してくれた。 「ありがと、マフィ」 マフィに笑顔を向けると、 「どういたしまして」 と、光の唇にマフィはキスをし、光の下にいる晶は目を丸くした。 「お待たせ、晶」 何事も無かったかのように、光は笑顔を見せ、再び、晶の体を愛撫し始めた。

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