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第10話
「いつもと同様に初卸様に体を整えてあげよう」
「では後ろの準備を始めます」
「そうだね。こんな初物、滅多にお目にかかれないけど、今日は時間がないからね。後ろの調整しながら、勃起した時のMAXの大きさを測定しようか」
その言葉を聞いた要は未緒に告げる。
「ベッドに上がれ」
言われた通りにべッドに上がった。
「そこで少し待て」
そう言うと要は部屋に備え付けられたガスストーブの上にあったヤカンの湯を木桶に移した。
紙に包んだ粉、通和散。これを湯で解かす。
この館ではよく使われるローションの一つで、トロロアオイの根で作ったトロトロの液である。
それを大きな注射器で吸い取り、筒の中に打ち込み馴染ませる。
「準備が出来た。こちらに尻を向けろ。枕に頭を付けて四つん這いになれ」
先の長い注射器から暖かい液状の物が尻の中に注ぎ込まれた。
「……っあ!」
斜めにスローブした体の奥に生温かい液体が入ってきた。
「ん…っ、ふ、あ……!」
どんどん、奥に入ってくる。
「……ぅん、ン、んん」
液体が尻から溢れてきた。
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