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第12話

「まるで本物のみたいじぁないか!これ、玉袋まで付いているよ~!あぁ、そうか、こう玉袋に中指を引っ掛けてこう使うのかな♪」 見て、見てとゴム製の男根を弄っていた。 「その商品が流行りだしたら、太刀男の立場がありませんね」 「そうだね~。彼らの仕事が無くなるかもしれないね」 男根の模型を手に取り、グニグニと先端の固さを確かめながら、一つの商売の終わりに思いを馳せた。 「そのゴム製の品、上には報告したんですか?」 「いや、まだだよ。四目屋さんも言っていたけど、まだ仕入れたばかりで大きさも一種類と聞いているし、まぁ、まずはいろんな子に試してからかな」 「ではまず、この子から今日は始めますか」 「うん。筒にモノを入れるも初めてだから優しくしてあげるんだよ」 「はい、先生」 そう言うと、要は樽桶に残っていた通和散を溶かしたローションをゴム製の男根に塗した。 「なにするの?」 「気持ちいいことをするだけだ。頭で考えるな。ただ体で感じていればいい」 そう言うと、要は未緒の筒にローション塗れのゴム製の男根の先を入れ込んだ。 「あっあ、んん、ン!」 ローション塗れのゴム製男根が未緒の中、中枢まで入り込んだ。 「あっ、は……っ、ああっ」 「お前はまだマシだ。普通は木の棒で穴を広げる」 そういうと、ゴム製の男根をさらに最奥へと押し進めた。

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