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第15話
枕に顔を沈め、四つん這いになり尻をあげた状態の未緒に要はこう言い放った。
「もっと尻を高くしろ。尻が下がってきている。ローションが奥にいくよう腰をスライドさせろ」
スライドと言う言葉はわからなかったが、尻を高くするよう言われているのはわかった。
枕元に顔を埋めて、恥ずかしそうに少し尻を上げた。
「先生、アレを使用してもいいですか?」
「折角新しいおもちゃを手にしても、処女にはやっぱりアレが必要になってくるのだね」
そう言うと天沢は立ち上がり、おもちゃ箱から拡張機を手にした。
持ち手を入れると長さ30cm程の棒で、先端が三角状になっており、まるで先端はまるでカリのような形をしていた。
その先端が手元の操作で、左右に開放される仕組みになっていた。
カチンカチンと音をたてながら、ベッドに近付いてきた。
要は桶に再びお湯を張り、通和散を入れ混ぜ合わせてローションを作った。
そこに天沢は、掴み取り機の先端から順にローションを纏わりつかせた。
そして要も太めの注射器に再びローションを詰めていた。
ギシッとベッドのスプリングが音をたてた。
「じゃあ、まずは僕が奥を広げるね」
そう言うと、天沢はローションに浸かった拡張機を未緒の筒の中をこじ開けるように差し込んだ。
「……ぅん、ン、んん」
カリの部分がゆっくりと挿入された。
「うん♪うん♪カリは呑み込めたね。偉い、偉い。このあとはゆっ~く~りと奥にすすむよ♪」
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