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第16話

「え?あ、あっ…!」 カリの大きさが先程のゴム製男根より大きくて、奥に進む度その存在感に圧迫されていた。 「や…あ、あ……」 カリが奥に進む度、広げられたことのない内部の肉が受けとめを拒否しているようだ。 それでも枕に顔を沈め、四つん這いになり尻をあげた状態の未緒に天沢はこう言い放った。 「処女にはやっぱりコレが必要になってくるのだね」 その作りは持ち手が丸状になっており、指の操作で先端を左右に展開させられるようになっていた。 カチンカチンと音をたてながら、ベッド上で楽しんでいた。 要は桶に再びお湯を張り、通和散を入れ、桶の中で混ぜ合わせてローションを作った。 そこに天沢は、拡張機の先端から順にローションを纏わりつかせた。 そして太めの注射器に再びローションを詰めていた。 ギシッと天沢がベッドに乗り、スプリングが音をたてた。 「じゃあ、まずは僕が奥を広げるね」 そう言うと、天沢はローションに浸かった拡張機を未緒の筒の中をこじ開けるように差し込んだ。 「……ぅん、ン、んん」 カリの部分がゆっくりと挿入された。 「うん♪うん♪カリは呑み込めたね。偉い、偉い。このあとはゆっ~く~りと奥にすすむよ♪」 拡張機は奥へと進む。 「あ、や…あ……っ」 「要君、さっきのゴム製のおもちゃってこの辺りまで進んだかな?」 「はい、先生。もう広げて大丈夫だと思います。こちらも準備が出来ました」 要の手にはローションたっぷりの注射器があった。 「彼は処女だから、僕が左右に広げる切る前ににローションを中に入れてあげよう。要君、こっちに来て」 ローション入りの注射器を持った要がギシッと音をたて、ベッドの上に上がる。 「ちょっと左右に広げるね~」 「う、んんっ」

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