20 / 39
第20話
「大丈夫だよ。今から君のココ根本からココの先端まで僕の手で前後に擦る。そうするとこの棒が今より太くなって、真っすぐになるんだ。人に寄っては反り返るけどね。その後はこの先端から気持ちのいい液が飛び散るだけだよ」
そう言うと、天沢は未緒から出た先走りの精液を使って、未緒のモノを掴み、前後させた。
「うあ、あっ、あ……!」
擦られると同時に皮も捲られ、先端が露わになった。
赤くなった先端は擦られるたび敏感に反応し、抑えきれない衝動に駆り立たせた。
「やだ、や、あっあ、そこダメ、あ……!」
先端から漏れ出した先走りの液体で、勃起したモノ全体でズチャズチャと厭らしい音を出していた。
「あっあ、あ、ぁあ……っ」
「もう出そうだね。要君シリンダーを頂戴」
ぎゅっと音をたて、シリンダーを未緒のカリに嵌めた。
「先端をこうしてシリンダーに入れると、別の快感が襲ってくるでしょ。でも君はコレを覚えちゃだめだよ。君は穴役なのだから。入れるのは今日だけだからね」
どうしようもない快楽で、天沢の言っている事が頭にはいってこない。
「……ん……」
前はシリンダーを咥え込み、後ろはゴム製の男根を咥えたまま、未緒のモノは前後に擦られていた。
「あっ、ン、あ……っや!」
体がビクッとした後、シリンダーの中に精液が勢いよく飛び出してきた。
「あっ、ン、あ……っ」
体がビクっビクっと動いた。
ともだちにシェアしよう!