21 / 39

第21話

その度、精液がシリンダーに溜まっていく。 「ふっ…うぅ…」 真っすぐな棒と化した未緒のモノもヘタってきた。 「もう出ないかな。未緒ちゃん」 そう言うと、天沢は未緒のカリからシリンダーを抜き取る。 「ん……っ」 そして精液を集めたシリンダーを要に渡した。 シリンダーの中に飛び散った精液を底に集めたところで、シリンダーのメモリの量を見て記入した。 「普通の量ですね。色は透明よりの白濁とした色をしています」 そう言うとシリンダーを斜めに傾けて、人差し指に精液を付けた。 精液の付いた人差し指と親指で、精液の粘度を確かめた。 「粘り気はそこそこあります」 「人生初の射精だものね。溜っていたよね」 カーと顔が赤くなるのを感じた。 「じゃあ、時間も無いことだし、お風呂場に連れて行ってくれるかい、要君」 「はい、先生」 「おい、こっちだ」 初出し後、天沢の肩に寄り掛かった体を要が腕を掴み、勢いよく引っ張り起こした。 すると股からツゥーとローションが流れ出した。 恥ずかしのあまり、一瞬頭が白くなった。

ともだちにシェアしよう!