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第21話
その度、精液がシリンダーに溜まっていく。
「ふっ…うぅ…」
真っすぐな棒と化した未緒のモノもヘタってきた。
「もう出ないかな。未緒ちゃん」
そう言うと、天沢は未緒のカリからシリンダーを抜き取る。
「ん……っ」
そして精液を集めたシリンダーを要に渡した。
シリンダーの中に飛び散った精液を底に集めたところで、シリンダーのメモリの量を見て記入した。
「普通の量ですね。色は透明よりの白濁とした色をしています」
そう言うとシリンダーを斜めに傾けて、人差し指に精液を付けた。
精液の付いた人差し指と親指で、精液の粘度を確かめた。
「粘り気はそこそこあります」
「人生初の射精だものね。溜っていたよね」
カーと顔が赤くなるのを感じた。
「じゃあ、時間も無いことだし、お風呂場に連れて行ってくれるかい、要君」
「はい、先生」
「おい、こっちだ」
初出し後、天沢の肩に寄り掛かった体を要が腕を掴み、勢いよく引っ張り起こした。
すると股からツゥーとローションが流れ出した。
恥ずかしのあまり、一瞬頭が白くなった。
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