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第22話
慌ててベッドにあった薄い布を手に取り、体に巻き付けた。
「ローションが溢れ出したか?」
要が冷静に問いかけた。
未緒は体に布をさらにグッと巻き付けた。
しかし差し込まれたローションはつぅーと股の間を下へと流れていく。
「風呂場はこの隣の部屋に設けてある。そこまで歩け」
「あっ、露天風呂付きだよ~!楽しんでおいで」
天沢はシリンダーに溜まった精液を、シャーレと呼ばれるガラス皿にスポイトで数滴ずつ移していた。
「今日の配合は大事な初夜だものね♪」
机には要が用意した様々な蜂蜜、媚薬、香花が置かれていた。
「着物の指定はあるのかい?」
と要に聞いてきた。
「白をベースにと聞いております」
「それと媚薬を穴に注入しておくよう、仰せつかっています」
「え~折角、前も後ろも処女なのに媚薬で楽しむの~」
「その注文がなければ、…先程、穴に媚薬を詰め込んでいた行為は罰則規定になりますよ」
「あれ?そうだっけ?媚薬使ってた…⁉あははは。うん媚薬いいよね。簡単にエクスタシーになれて媚薬バンザーイな感じ」
しまったー⁉穴に思いっ切り媚薬使用していたー!と思い出し、額に脂汗が出てきていた。
「では隣の風呂場に連れていきます」
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