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第25話

名前を呼ばれると男は口許を緩め 「ヒール」と呼んだ するとヒールは胸の前に手を当て深く深呼吸をし、静かに返事をする。 そして、男の前に片膝をつき頭を垂れた。 それを見下ろしながら男はヒールの頭を撫でこう告げる 「今日も責務を果たせ」 「畏まりました」 そう返事をして彼女は上を向いて舌を伸ばしながらだらしなく口を開ける そこに男は胸ポケットから錠剤のようなものを取り出し、彼女の舌にそれを置くと彼女は慣れた様子で飲み込んだ。 僕はこれを知っている、思った通り変化はすぐ訪れた、ヒールは頬を上気させがくがくと足を震わし、股に手をあてもどかしそうにした 「んゃっ…はぁ…はぁ…はぁ、あきひとさまぁ」 凛とした面影は無く、ただの快楽の虜になってしまった可哀想な子だった 「まだイクなよ、お前が乱れる場所はあそこだ」 男はそう言って証明がギラギラ照りつけている舞台を指差した ヒールはそこを見ると一歩ずつ足を踏み出した 吹き出した汗が彼女の跡を辿るように床に零れ落ちていく 彼女はとうとう床に手を着き、這いつくばりながらそれでも舞台上を目指す 喘ぎか、呻きか判別できない声をあげてまで向かう理由がわからない。 男は彼女が手を止めると、男は強く彼女のお尻を蹴った すると、ヒールは腰を高く突き上げビクンビクンと震わす 「うっ!はぁっ…あっ…いっ、いくぅ!」 「早く動け、客が待っている」 「…はぁ、はっい」 よろめきながら再び歩を進める彼女、そして僕は彼女の痕を見逃さなかった。 床には白濁の精液が残っていたことを

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