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番外編 航くんの開発日記4

毎日の報告の後に親戚筋が廃業寸前のリゾートホテルを安く買い取ってリニューアルオープンさせるのでプレオープンに俺に出席して欲しいと連絡があったとメッセージが来た。 執事である瀬戸には何も聞いていないし、その様な招待状などは来ていなかった気がする。 一応確認してから返事をすると返信をしてから使った器具を片付けていく。 この洗面台で玩具を洗っていると、身体がまた反応してきてしまうので無心で洗ってからタオルドライをして棚の中に片付ける。 「ぼっちゃま。お手紙が届いております」 「ん…父さんはなんて?」 「旦那様も奥様もぼっちゃまに代わりに出席するようにと」 「そうか…出席の返事を出しておいてくれ」 数日経ってから満が話していたホテルへの招待状が届いた。 内容は是非とも如月家に出席して欲しいと書いてある。 一応瀬戸に確認すると、両親は面倒なので出席は俺に任せると言うことだった。 予想はできていたので瀬戸に返事を出すように伝えてから満にも連絡を入れる。 満からは折角ならカイや誉も誘っておくと予想外な返信がきた。 嫌な予感がしつつ日々の忙しさに追われ、あっという間に予定の日が来た。 「プールサイドは滑りやすいから気を付けるんだぞ」 「分かってるよ」 現地で集合したカイと誉と一緒にプールに来ている。 カイは初めてのプールに年甲斐もなくソワソワとしていたので微笑ましく思いながらも危ないので走らないように注意をした。 どうしても紫外線を浴びることで皮膚癌や他の疾患に発展する可能性が高いせいで、学生の頃は野外の活動は全て制限していたが今回は室内だし紫外線対策もしている様だし大丈夫だろう。 俺とカイが話しているのと同時に誉と満も何やら話をしてして、それを見たカイは少し頬を膨らませて誉の元に近付いていく。 誉の手を掴んで波の出るプールの方へ歩いていく2人を見送っていると、いつの間にか満が横に居た。 「さぁ。“若様”皆さんがお待ちですよ」 「あぁ…」 わざとらしい動きで俺へ手を差し出してきた満の手を一瞬躊躇ったものの仕方なく取った。 手を引かれて俺はシャワールームへと連れてこられると、そこには数人顔見知りの親戚が集まっている。 「若様お待ちしておりましたよ」 「パーティー以来ですかな?」 「では航くん。皆さんの事を楽しませてあげてくださいね」 「え…みつる…」 「満にはこの後別の用事をたのんでましてね。若様は私達と遊んでていいんですよ?」 「では、邪魔な物を脱いでもらえますか?」 にこやかに笑う親戚達に囲まれ、肩に手を置かれたかと思っていたら今度は首をするりと撫でられた。 ぞわりと悪寒がして満の方を見ると、離れた場所からひらひらと手を振っていた。 こちらを振り向きもせず消えていく満が信じられない。 発展場でも、この前の公衆トイレでも自分は手を出さなくても必ず俺の事を見ていた満が今回はあっさりと俺の前から消えていった。 それが信じられなくて呆然としていたら、気にせず親戚の1人が着ていたラッシュガードを脱ぐように言ってくる。 戸惑いはしたものの、フロントのファスナーに手を掛けゆっくりと下に降ろす。 「服の下はこんないやらしい格好だったんですね」 「若様こんな格好で興奮してたんですか?」 「もうハーフパンツから股関節見えてますけど、脱いでください」 ぱさりと上着が床に落ち、ハーフパンツからは脇腹まで見えそうな程の角度のハイレグから覗く股関節を意味ありげに撫でられウエストのゴム部分に手を掛けられた。 ハーフパンツを脱ぐように言われたのに、俺が脱ぐ前にするりと床に落とされる。 「これは君のところの言ってた新素材か?」 「そうそう。ポリエステル多めに入れて生地のストレッチ性を高くしているんだよ」 「もう少し艶感があってもいいのでは?」 俺がラッシュガードの下に着用していた商品にしては強烈な角度の女子用のハイレグ水着を見た男達は俺の胸や腹を水着生地を確認するふりをして触ってくる。 後に居る男に胸を鷲掴みにされ乳首を刺激され、前に居た男は俺の腹からペニスの方へ手を下に滑らせていく。 大人しくしていると、ガバッと片足を持ち上げられた。 驚く暇もなくキスされ、後から挿入をされる。 ぐちゅぅという濡れた音が接合部からした。 「ひっ!えっ?あっ…」 「若様ちんぽおいしいですか?」 「乳首も固くしてるから、勿論きもちいいんですよね?」 「水着越しに若様のちんぽもしごいてあげますからね」 突然の挿入の衝撃に驚く暇もなくピストンがはじまり、揺さぶられている間に乳首を押し潰され、ストレッチ性が高くなったということで水着の上からペニスを握られた。 ペニスの根元を握りシコシコと先端にかけて擦られ身体が早急に高められていく。 「ほらカイ頑張れ!」 「ねむい…」 突然少し離れた場所から誉とカイの声が聞こえた気がして、息が止まる。 息を止めたせいで男を締め付けてしまって近くに2人が居ることを悟ったのか男達によって両足持ち上げられてしまった。 俺を持ち上げた手を緩めて更に深く挿入され、男が激しく腰を動かしはじめる。 ペニスを抜差しするぶぽっぐぽっと空気を含んだ音の合間にパンッパンッと肌のぶつかる音が響く。 激しい刺激になんとか声を抑えているのに、ピストンは更に激しくなってくる。 「ん?なに…この音」 「配管に空気でも入ってるのかな?一応スタッフさんに言っておくよ」 「ん~」 なんとか口に手を当てて声を抑えていると、横に居た男に顎を掴まれディープキスされた。 そんな時、タイミング悪くカイが音の発生源を気にし始めてしまう。 音が響かない様にペニスを締め付けるが、音が小さくなる筈もなく男を喜ばせ自分が苦しむだけだった。 俺のこんな恥ずかしい姿を見られるかもしれないと思うだけで頭の芯から快楽物質が分泌されているのが分かる。 誉が俺の孔から鳴る空気音を配管ではないかと言っている声を聴きながら男が俺の中へぶちまける。 ずるりとペニスが引き抜かれると今度は下に降ろされ精液でコーティングされたペニスが目の前に差し出される。 ふぅふぅと息を整えている俺の頭を押さえて無理矢理口に押し込まれ腰をグラインドされた。 喉まで挿入されたせいで嘔吐反射で吐き気がすごい。 イラマチオしてくる男を遠ざけようと本能的に手をのばすが、その手を捕まえられる。 「ゴホッゴホッ」 「ご学友と弟君にバレなくて良かったですね」 「まだ終わりませんよ。では、このまま従業員口から部屋に向かいましょう」 咳き込む俺の首に何かが巻かれた。 カチリという音の後に首が引き上げられて苦しい。 首に手をやると、手に固いものが当たる。 指先で探るとゴツゴツしたパーツがついており、首輪をつけられたことが分かる。 しかも紐のような物が男の手からこちらにのびているのでリードまで取り付けられている様だ。 「若様そのままでもいいですが、歩いて頂いた方が見られるリスクは減りますよ」 「四つん這いのままでも構いませんが」 床に座ったままの俺の事を男達が笑う。 俺は渋々立ち上がり、ロッカールームの奥にある従業員口にリードを引かれながら進む。 途中ロッカールームに居た何人かに見られたが、俺の事を見て一様に皆嘲笑うかの様にクスクスと笑う。 俺は下を向いて移動をするしかなかった。 「若様。ようこそ我が家ホテルへおいでくださいました」 従業員用のエレベーターに乗って上層階に連れてこられ、部屋に通されるとそこに居た男が立ち上がって俺に近付いてくる。 恰幅のいい男は今回このリゾートホテルをオープンさせる人物だ。 他の男達が口々にお祝いの言葉を男にかけていて、リードを持っていた男から恰幅のいい男にリードが渡る。 「若様も随分楽しんでくれているみたいですね」 「いや…あの」 「婚約パーティーも盛大だったので、私もそれを見習いましてねぇ」 ニコニコとした顔で顔を覗き込まれてたじろぐ。 本当に普通の親戚の集まりの会話の様な事を話しながら俺の身体をまさぐってくる。 この人はセクハラ親父として有名なのだ。 「乳首も随分育っているのに、皆に見せないなんて勿体ない。これは切ってもいいのかね?」 「どうぞ。これは試作品ですが、ここまでハイレグだと強化選手でも卑猥で業界からクレームが来ますからね」 はははと部屋に笑い声が響く。 セクハラ親父は俺の胸を撫でながら乳首を水着の上から弾いてくる。 ぷくりと勃起して主張する乳首を更に弾きながら水着を切ってもいいのかと水着を開発したのであろう男に声をかけた。 許可を得たセクハラ親父は乳頭の先端部分の水着を爪先で摘まんで小さな穴を開ける。 開けた穴から鋏の先端を差し込みぐるりと乳輪の大きさに穴を大きくしていく。 肌に当たる鋏の冷たさに変な緊張感が走る。 「もう片方は水着の開発者に」 「これは光栄ですな」 反対の乳首も露になると、周りの男達の手がのびてきて更に激しく刺激される。 顔を乳首に近付けられ舐めたり吸ったりしてくる奴まで居てなす術がない。 「何かが寂しいな」 「ピアスでもつけますか?」 「あぁ。淫乱な若様にピッタリですね」 「え…やめっ」 「大丈夫ですよ。フェイクにしておきましょうね」 乳輪を左右に押し潰され、器具が取り付けられた。 リング状のピアスに見える様なアクセサリーに嫌がりつつも、いざ取り付けられてしまえばドキドキと胸が高鳴ってしまう。 「折角親戚縁者しか館内に居ないんですから、若様が淫乱だって紹介してまわりましょう」 「ではもっとおめかししないとな」 「女子供には刺激が強いので若様の顔は分からない様にしましょうね」 「ひぁっ!」 「大好きなちんぽじゃなくて物足りないでしょうが、バイブで我慢してください」 目元にアイマスクを取り付けられ、腹辺りからしゅるりと布の音がした。 背中で何かが結ばれたらしくきゅっと布の擦れる音がする。 リードを引かれ、少し歩くと乳首をつねられたりバイブを触られたりして止まりながらも何処かに連れていかれるのは分かった。 「若様舌を出してください」 「は…はひっ」 リードを真上にぐいっと引かれそちらに向くとディープキスされ、口からくちょくちょと音がする。 予告もなくずるりとバイブが引き抜かれ、勢いよく胎内に埋めこまれた。 ぶちゅんぶちゅんと激しく抜差しされると、ぷしゅっという音と共に排尿感が襲ってきた。 ヤバイと思っていたら、ビービーと機械音がきこえて何事かと焦る。 しかし、フェイクピアスを引っ張られたのかすぐにその刺激に気が向いてしまう。 その音に嫌な予感しかしない。

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