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番外編 航くんの開発日記6
パーティーの直前まで弄ばれ、パーティー中にもイタズラされていた身体はすぐに男達を受け入れた。
手を卓に押し付けられられているせいで声を抑える事が難しい。
「あっ、あ゛あ゛っ」
「パーティー前の余興見ましたよ」
「まさか若様とは思いませんでしたけどね」
「確かに。余興の為に呼んだのかと思いましたからね」
後ろから突き上げられつつ、オフショルダーになっているドレスの上から手を入れられ乳首を刺激される。
そろそろ絶頂を迎えそうになったところでピタリとピストンが止まった。
胎内が刺激を求めて男を締め付けてしまっているのが分かるが、無情にもペニスが引き抜かれる。
「パーティー会場で余興に参加した従兄弟から自慢された時は腹立たしかったですが、きちんと親族周りをしてくださるなんて若様本当に変態なんですね」
「私も親戚から聞いて半信半疑でしたが、急遽ドレス用意しましたよ」
「若様ちんぽに釘付けですか?」
パッと卓に押さえつけられていた手を離されると、膝に力が入らなくなりその場にへたり込んだ。
俺に挿入していた男以外もカチャカチャとベルトのバックルを外し俺へ下半身を見せ付けてきた。
思わずそれに釘付けになってしまって、勝手に腹の奥がきゅんと反応しはじめる。
「あ、おじさま方こちらをどうぞ。これから若様他のお部屋にも行きますので」
「あぁ。吉高の坊は若様の“教育係”でしたっけ?」
「この様子を見るに、なかなか上手くいってるみたいですね」
「ご本人は物欲しそうな顔してますからね」
「ありがたい事に推薦をいただいたんです。1人の時は大変でしたが、今は皆様に助力いただいて何とか相手ができてます」
「こんな助力ならいつでも歓迎ですよ」
「本家の若様を好きにできるなんて刺激、他の刺激にも勝りますな」
「確かに仕事より刺激的ですよね」
満の手に何か半透明の器具らしき物が握られていた。
それを1人に差し出すとこんな状況下なのに談笑している。
中途半端な刺激に身体がうずいて仕方がない。
皆が見ていない隙に、こっそりと足の間に手を回し孔の上に指を置いた。
孔の縁に指を掛けると、腹の奥がキュンキュン切ない。
男達の様子を伺いながらおそるおそる指を1本胎内に埋めた。
当然ながら胎内は熱く、分泌物で滑っていて音を立てない様に指を曲げるが気持ちいいところには届かないし太さも全然足りない。
すぐに指を引き抜いて指を2本に増やしてみた。
パーティー前に散々男達の指で弄られた感覚がまだ残っていて自分の指では全く満足できない。
「おや。モゾモゾしていると思ったら、航くんおじさま達の逞しいちんちん見て1人遊びですか?」
「ちがっ!」
「これはこれは若様に失礼な事をしましたね」
「折角若様に肉便器をかって出ていただいてたのに」
「淫乱な身体ではさぞお辛かったでしょう」
指を3本に増やそうとしていたのを満に気が付かれてしまった。
足に挟んでいた手を掴まれ、指先が濡れているのが見付かってしまう。
濡れた指を満が躊躇なく口に含んで舐めるので恥ずかしいやら、くすぐったいやらで抵抗をすると男達に椅子の上に持ち上げられてしまった。
「なっ、なに…」
「貞操帯ですよ若様」
肘掛けに足を引っ掛けられて大きく足を開いた状態で1人が俺の前で屈んだ。
ガチャガチャと金属音の後にペニスに何かが宛がわれる。
スカートが邪魔で見えないせいで、何が起こっているのか見えない恐怖で声が震えた。
目の前の男が顔をあげてにこりと笑いすぐに顔を元に戻した。
聞き馴染みの無い言葉に一瞬思考が止まる。
しかし、すぐに痛みが襲ってきて痛みで思考が支配された。
「イタイ!イタイイタイ!」
「そりゃちんぽ潰してますからね」
「やめて!つぶさ…」
「大人しくしてください若様」
「ひぎっ!」
「おっ、痛みで萎えてきた」
「航くん本当に痛みに弱いですね。メス化がもっと進んだら貫通型に挑戦してみましょうね」
痛みに暴れるが、すぐに取り押さえられ耳元に囁かれた言葉が恐ろしくてボロボロと涙が出る。
俺の言葉など聞こえていないのか痛みがどんどん強くなっていく。
竿の部分を前から押されている様な痛みと、根本が締め付けられる痛みに唯一動く頭を振って気を紛らわせる。
満がクスクスと楽しそうに此方に何かを言っているがそれどころではない。
最後にカチャンと金属音がして男が顔をあげた。
スリットをぺろりと捲り、俺の下半身が目に入る。
ペニスに何やら透明なケースがついていて、そこから痛みが発生していた。
「透明だからちんぽ曲がってしまってるの見えますね」
「痛みで乳首ビンビンじゃないですか」
「いっ!」
「ちんぽ勃起できないから乳首勃起させてるんですね」
男がいう通り、ケースは透明なのでケースの中に無理矢理押し込まれたペニスが不自然に曲がってしまっているのが見える。
足を押えていた男達がドレスを引き下げ露になった乳首を弄ぶ。
ぎゅっと摘ままれ、根本からペニスの様にしこしこと擦られるとまた腹の奥がキュンキュン切なくなるのにペニスの器具のせいでストッパーがかかる。
身体が反応すると器具が邪魔をしてくるのだ。
もどかしくてまたボロボロと涙が出てきてしまう。
「貞操帯のせいでもどかしいですか?」
「でも、これのお掛けで何度でもメスイキできますよ」
「今は前使えませんからね。メスイキ癖ついていいのでは?」
「おじさま達流石ですね。冴えてらっしゃる。是非ともメスイキ癖つけてあげてください」
満から場違いでは無いかと思うほどの楽しそうな声があがったが、男達も楽しそうにしていた。
遂に孔にペニスが押し当てられ、ぎくりと身体に緊張が走る。
ゆっくりと肉を割り開いて押し入ってくる異物にすぐに身体が反応する。
ペニスを締め付け腸壁がうねうねと射精を促す様に動くのが自分でも分かってしまう。
勢いよく腰を動かされるとずぱんっずぱんっと空気を含んだ水音と肌がぶつかる音がする。
「ひっ、ひぁ…あっ、あぅ」
「ひとまず一発ずつ出してスッキリしたので、次はカラオケでも行きましょうか」
「カラオケにも誰か居た筈ですよ」
「楽しみですね」
男達に順番に犯され、中に出された精液がこぷこぷと音を立てて逆流してくる。
俺は器具のせいで抑制されていて上手く絶頂できなかったせいでペニスに手を伸ばすが固い樹脂に阻まれて刺激することも叶わない。
そんな俺をにやにやと笑いながら眺めていた男達に椅子からおろされ、支えられながら歩くと太股の裏を伝って精液が垂れてくる。
麻雀ルームから少し歩いたところに少し音が漏れている部屋が何個か並んでいた。
磨りガラスの扉に近付いた男が少し中を覗くと軽く手をあげる。
「調度従兄弟が居ました。この部屋にしましょう」
男に続いて部屋に入るとまたも何人か人が居る。
後ろで流れる音がうるさく何を話しているのかは聞こえないが、男と従兄弟という人物が話をしていた。
俺は適当な場所に座らさせられ、その間にふうふうと息を整える事にした。
説明が終わったのかカラオケルームに居た男達が俺の頭や顔や首筋を撫でてくる。
これくらいはいいかと我慢していると、背中に手が降りてきて腰や尻をさわってきた。
太股の上に手を置かれ、スリットから内腿へと手がのびてくる。
ドキドキと男達の挙動を見ていると、元に戻されていたオフショルダーがまた引き下げられ乳首を露にされた。
「あっ!」
最初は人差し指でピンピンと弾かれていたが、1人が顔を近付けてパクリと口に含む。
はじめは舌先でコロコロと乳首を転がされていたのだが、前歯で軽く挟まれながら乳頭部分を舐められると遂に声が出た。
それを面白がって別の男に反対側の乳首を舐められる。
どんどん行動はエスカレートしていき、遂に孔に指がさしこまれた。
きたねぇなと口々に言う男達によって先程中出しされた精液が乱暴に掻き出される。
ぐちゅぐちゅと乱暴に胎内をかき混ぜられているのに、俺の身体はそれを快楽として変換していた。
「若様も1曲どうぞ」
「うたえ…なっ」
「大丈夫ですって!簡単な歌なんで」
「最初はこっちで歌うんで」
胎内を散々掻き回された後は、当然胎内にペニスが入ってくる。
男の膝の上に座わり、後ろからゆるゆると突き上げられているとマイクを向けられた。
反射的に受け取ったが、周りからは歌えといわれるがこんな状況で歌える筈もない。
なのに曲を勝手に選曲されて機械からは音楽が流れ始める。
「あっ、あっ、あんっ」
「上手じゃないですか」
「ただ喘いでるだけですけどね」
「マイク通して部屋の外に喘ぎ声聞かれてどうですか?」
選曲は国民的パンのヒーローのオープニング曲だった。
曲に合わせて激しく突き上げられる声がマイクに拾われ部屋に大きく木霊する。
何が面白いのか男達は俺から声が出る度に笑っていた。
何人目か分からなくなる頃、飲み物が運ばれてくる。
飲み物を運んできた人物も別に驚きもせず飲み物のグラスをテーブルに置くと近くの男と何やら話をして俺に近付いてきた。
その男にも犯され、中出しをして飲み物を運んできた男は部屋を出ていく。
「若様そろそろ水分補給しないとですね」
「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ」
1人がグラスを1つ取り上げて、俺に近付けてくる。
言われてみれば喉が乾いているかもと受け取ろうとしたが、ぐいっと足を椅子の上にもちあげられた。
腰を引かれ身体が斜めになる。
背もたれに頭を預けたところで孔に指を差し込まれ上下に動かされまたしても精液を掻き出された。
掻き出された精液はボタボタとグラスに落ちる。
「さぁぐいっと」
「え…んぐっ!」
液体の上にドロドロのゲル状の精液が乗った飲み物を口許に押し付けられた。
グラスが傾けられ口に液体が流れ込んでくる。
溺れない様にごくりと飲む混むと、精液がドロドロとしていて喉に引っ掛かるのに喉を通るとカッと熱い。
すぐにアルコールだと分かったが飲みきるまで離してはくれない気なのか後頭部にも手で固定されている。
「ゲホッゲホッ!」
「いい飲みっぷりでしたね」
全てを飲み干した頃には目の前がぐるぐると回っている様に感じる。
チェイサーにと水も飲まされた気がするが、この頃には頭がふわふわとしていて記憶が曖昧になっていた。
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