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第32話
そして真那人の脚を開かせてその間にポジションを取り、真那人の中心に手を当てて撫でてきた。
「なんだ、ここ結構硬くなってるぞ?」
周防は柔らかく笑みながら、先程の乳首攻撃で疼き素直な反応を見せるモノを、やんわりと擦ったり揉んだりしてきた。
「あっ……ん……」
あまり周防には聞かせたくないが、触れられると声がでてしまう。不本意ながら。
「気持ち良い?」
上目遣いに周防が聞いてくるので、恥ずかしくて仕方ない。
真那人は口元に手を当てて堪えながら首を横に振った。
「え〜?嘘はダメだよ真那人」
真那人はまたフルフルと首を振って否定した。
ただ、本当は感じてしまっていて堪えるのに必死だった。
「何だか大きくなってきたよ?今楽にしてあげるからな」
「え!?」
思わず真那人が声をあげると、周防はニコリと笑って「俺に任せろ」と言って真那人のズボンのベルトに手をかけた。
「お、おい!」
真那人はこれ以上はだめだと思い、抵抗のために手で阻止しようとした。溺れてしまう前に、一線を超える前に……。
すると、周防はややキツい眼差しを向けた。
「真那人?」
まるで子供を諌めるように名を呼ばれて、真那人はビクっとなり手を引っ込めた。
周防は手早く真那人のベルトを外しズボンのボタンも外してチャックを下ろす。
真那人のモノは熱くなり下着の中で外に出たがっている。下着の上から存在感を増した先端に触れると、ジワリと少し下着を濡らした。
「あっ。う……」
真那人は恥ずかしくて堪らなかったが、周防は真那人の反応に満足したようにフフと笑った。
「なんだ、やっぱり感じてるんじゃないか」
「うっ、うるせぇな……」
すると、周防が下着をズラして既に猛りかけている真那人自身を取り出した。
もう、真那人のモノは今にも天を仰ごうとしている。
周防はソレをキュッと掴んだ。
「大きいな真那人のは。美味そう」
真那人を見上げて、微笑んだ。
艷やかな周防の笑みに、とてつもなく羞恥心を煽られる。
すると、周防は真那人の中心を包んだ手を上下させた。
「んっ……」
それだけの刺激だけでも、真那人には十分な強さだ。
気持ち良い。素直にそう思ってしまう。こんな風に思うのは初めてのことだった。
他の誰でもない、周防からの愛撫だから、なおのこと感じてしまう。
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