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4.引き込まれたテリトリー 4
すっげー、ガチガチじゃねぇか。
新藤が俺に興奮してる?
そんなことを考えていると、新藤は俺のTシャツを捲り上げて既に固くなった乳首に舌を這わせた。
「……ンッ……あっ…………」
乳首なんて感じるわけないって思ってたのに、舐めたり、軽く吸ったりする動きに翻弄されていく。
「千秋、感度いいね。声も可愛い」
「名前で呼ぶ…なっ……はぁ…っあ……可愛いとか……言うな……」
新藤はクスクスっと笑って妖艶な顔で俺を見下ろした。
「もっと、千秋のこと知りたい」
そう言うと、Tシャツを全部脱がして、流れるようにズボンのボタンに手をかけた。
そしてトランクスの中に手を入れられる。
「ヌルヌルになってる、そんなに触ってほしかった?」
「ち、ちげーよ……っふ…あっ」
「カラダみたいに千秋も正直になればいいのに」
新藤は手の動きを速める。
動かすたびに、クチュクチュと自分の音が聞こえて恥ずかしすぎた。
ズボンもトランクスも脱がされていく、口からは「やめろ」という言葉が出てくるものの、体は抵抗できない。
もう、新藤が触れるとこ全部が熱く感じてしまう。
「千秋、エロい……」
そう言ったかと思うと、新藤はニヤッと笑って俺のモノにしゃぶりついた。
「……んぁっ……ぁぁ…ン……っっ」
いつの間にか新藤も上半身の服を脱いでいて、その均整の取れた新藤の裸がちょっとエロいとか思ってる時点で頭がおかしくなったに違いない。
でも、次の瞬間ハッとして我に帰った。
何故なら、新藤が俺の後孔を撫でるように弄ったからだ。
「ちょ……ちょっと待て……お、俺が入れられるほう?」
「そうだけど? 何、僕に入れたかった?」
「そんなんじゃねぇよ! ……ちょ、待て……っ」
どういうこと?
俺が入れられるほうってことは、童貞喪失ではなく……処女喪失? いや処女じゃねぇか。
って、どっちでもいいわーい!!
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