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15.修学旅行最終日 6

修平は俺のを奥までくわえ込みながら時に激しく湿った音を立てて舐めあげる。 そして、俺のから口を離すと、見せつけるみたいに自分の口の端を舐めとり、今度は扱くのとは反対の手で俺のシャツのボタンを外して、露わになった肌にねっとりと舌を這わせていった。 その舌先が乳首に到達し、修平の唇がそれを挟み吸い上げると体がビクンとしなる。 「必死に我慢してる千秋、可愛い」 「や、めろ……んぁ…っ……」 「千秋がひとりでイイことしようとしてたのが悪い」 そう言って手の動きを早めた。 俺から溢れてくる先走りが絡まってグチャグチャと音をたてはじめると直ぐに達してしまいそうになる。 「や……っ、で…でる……から……っ」 そう言うと修平は俺を見つめながら、亀頭をクルクルと手の腹で撫でた。 「イってもいいよ」 その刺激自体は優しいのに、修平の視線とか声とかで高ぶった体には電流が流れたみたいになって、我慢できずにあっけなく修平の手の中に白濁を放ってしまった。 「ンァ…───っ」 びくびくっと体を震わせながら放った白濁を、修平はニヤリと笑いながらペロッと舐める。 「早いね。溜まってた?」 「うっ、うっせーよ……」 「僕は溜まってるよ。千秋が足りない……」 そして修平は俺のズボンを脱がせると、その白濁を俺の後孔に塗り込んでいく。 白濁で滑りがよくなった修平の指はあっさりと中まで入って、俺の中を擦られるとまた上擦った声が漏れてしまう。 「ん……あっ、んぁ……」 「そんな声を出してたらみんなに聞かれちゃうよ?」 ここが押し入れの中だということを思い出し、また手で口を塞いで快感に耐えるけど必死にこらえ続けるせいで高揚のあまり涙が滲んできた。 でも中のイイ所を擦られると、先走りがどんどん垂れ落ちまた射精感も沸き上がってくる。 「そこ、嫌……っ…あっ」 「千秋のイイ所でしょ? 触る度にキュンキュン締め付けてくるけど?」 修平は指を増やして、さらに俺の後孔を解しながら刺激を強めていった。

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