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15.修学旅行最終日 7
修平にされてるだけで、何でも気持ちいいのにずっと我慢してたからだろうか……?
気持ちよすぎておかしくなりそうだ。
「ンン……ッ、ふン…ぁ……」
溢れ出てくる先走りを継ぎ足しながら、グチョグチョと水音を響かせ指を出し入れされたらまた達しそうになる。
びくびくと体を戦慄かせながらその快感に耐える合間に指は三本も含まされていて、何度も繰り返されるたびに奥の方が潤んでいくのがわかった。
「しゅ、へ……も、だめ……いく、から……」
それはどんどん高まり、せり上がってくる射精感に息は荒くなって悶えながら堪らず自分の指を噛んだ。
「あぁ…イッ…───」
イく……、と思った。
…───のに、修平が俺のモノの根元をぎゅっと掴んだからイけなかった。
そんなに掴まれたら射精できない。
「は…離せ……イけない…ん、ハァ……ハァ……」
もうイく寸前だったのに、修平が根元を握っているとイきたいのにイけなくて苦しすぎる。
「なん、で……ンンッ……」
「おねだりしてみせて?」
修平はたまに意地悪になる。
普段だったら死んでも言わないのに、今の俺の頭は欲望だけが支配しはじめていた。
体は堪らなく熱くなって、内から湧き上がる感触に体はぞくぞくと震えてしまう。
もどかしいと腰を揺すってしまい、その度にひっきりなしに小さな喘ぎが零れていく。
俺が唇を噛みしめながら目をぎゅっと瞑っていると、修平はモノの根元を掴んだまま中に入れた指をクイックイッと動かした。
「ンアァ──…っ、ん……」
頂上が見えているのに昇りきれないもどかしさに体が震え、ギリギリの状態が幾度となく繰り返される度に欲望がどんどん広がっていくのだ。
「あう……っん…しゅうへ……ふあぁ」
はやくいきたい……。
いきたい。いきたい。いきたい。
もうイきたくておかしくなりそうで羞恥心なんて欲望に押しつぶされてしまっていたんだ。
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