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15.修学旅行最終日 8

だから、恥ずかしい言葉をも放ってしまう。 悔しいけど、もう待てないからだ。 「しゅ…へぇ……イきたい……ッ…イかせて……」 苦しくて涙が滲んだ目で必死に修平にすがりねだると、修平は目を細めながらベルトを外し自分のズボンをさげた。 そしてハァーと軽いため息をつくと妖艶に微笑んで俺に言う。 「千秋は自分だけが我慢してると思ってた?」 「え…? ンッ……な、に……ッ……?」 朦朧とした頭ではもう何も理解できそうにない。 修平はクスリと笑うと。 「その潤んだ目は、やっぱり反則」 と呟き、いきり勃ったモノをあてがって一気に突きあげると同時に、俺のモノを解放した。 「ふぁ、アアァ───…ッ」 修平に押し開かれるような感覚と、言いようのない弾けるような快感が体中を駆け巡って、ビクビク震わせながら俺は白濁を放つ。 そんな俺をふわりと抱きしめながら、修平は俺の耳元で囁いた。 「もっと虐めたかったのに。可愛い千秋にはいつもかなわないな……」 そう言って俺に優しくキスを落とすとゆっくりと腰を引いては奥へと貫く。 じん……と、身体の奥の方が熱くなって、揺すられるたびに内壁がうねりながら、修平のを締め付けた。 俺はお前に充分虐められた気がするんだけど、もうどうでもよくなった。 修平のが入ってる……。 こんなに気持ちよかったっけ? こんなの、またすぐにイッちゃいそうだ……。 「ん……っん…んっ……」 「声出せないから余計に興奮してるの?」 俺は手で口を塞いだまま、そんなんじゃないと言うように必死にかぶりを振る。 「そう? いつもより凄いんだけど。エロいね」 そんな艶っぽい声で囁かないで欲しい。 ただですら俺にとってお前の声は媚薬なんだから。 必死に耐えてる身にもなってみろ。 修平が何か言葉を発するたびに俺の中は修平を締め付け、震えが止まらなかった。 ──そんな時だった。 ガラガラっと部屋の扉が開く音がしたのと同時に、同室のやつらの声が聞こえて来た。

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