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番外編③ 僕だけの可愛い人 11

その間にベッドの横に置いてあったチェストの中からローションを取り出して、千秋が服を脱ぐのを眺めていた。そして、脱ぎ終わったと同時に手招きする。 「こっち来てさっきみたいに僕に跨って」 素直な千秋はやっぱり恥ずかしそうにしながらも僕に跨ってくる。 「お利口だね……」 そう言って千秋を膝立ちさせたまま頭を引き寄せてキスをした。 「んっ…ンン、んぁ……」 舌を絡めると、また千秋は甘い声を漏らす。 千秋がキスに夢中になっている間にローションの蓋をあけ手にたっぷりと絡めながら、千秋の舌を堪能するようにはむはむと甘噛みしながら先端を小刻みに舐めた。 ──今日はいつも以上に気持ちよくしてあげるからね。 目を細めながらローションをたっぷり絡めた指を千秋の後孔へと突き入れると同時に千秋の体がガクガクッと震える。 「んあぁ……あっ…あぁ……」 ローションのおかげで滑りは良く、柔らかいそこをグチョグチョとかき回すようにすると千秋は僕にしなだれかかってくる。 「そんなに気持ちいいの?」 「あぁ……っ、しゅうへいにされたら……何でも、気持ち……いい…ンンッ……」 「もっと気持ちよくしてあげる」 千秋が可愛く喘ぐから指をもう一本増やして中をかき混ぜた。 「ふぁぁ…あっ、んぁ……あぁっ」 既に千秋のモノの先からは透明な粘液が垂れ流しのような状態になっている。 そんなビクビクした千秋のモノが可愛くて仕方なくなる。 こっちも可愛がってあげないと可哀想だよね。 僕は反対の手にもたっぷりローションを絡めて千秋のモノを掴んだ。 ローションでぬるついた手でそれを撫でるようにしごくとそれだけで、千秋の腰が揺れてさらに僕に体重をかけてくる。どうやら足にうまく力が入らないみたいだ。 「千秋、そのまま膝立ちしてて」 「あっ……むり…っ……んぁ……」 「ちゃんと膝立ちしてないとやめちゃうよ?」 「や、やだ……」 僕はクスリと笑うと固くドクドクと脈うつ千秋自身を扱きはじめた。 「あっ、ああぁ……んぁ…ッ……」 扱くたびに後孔が締まり両方からの刺激に震えながら耐える千秋の姿がなんとも興奮する。 「しゅ…へ…あッ…んぁ……あぁぁッ」

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