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番外編③ 僕だけの可愛い人 16

泣くほど好かれることがこんなにも嬉しかったことなんて今までにない。 胸がこんなにも熱くなって僕の中を掻き乱す存在はやっぱり君だけだ。 君のこんな純粋なとこが大好きだよ。まっすぐで可愛くていじらしくて堪らない。 普段の理不尽な態度も、あまのじゃくなところも好きだけど、こんな千秋も可愛くて大好きだ。 僕の腕の中で無防備な笑顔を見せる千秋にちゅっと啄ばむようなキスをする。 成人したらまた改めて酒を飲ませてみよう。 今度は少量ずつじっくりと。 そんな風に裸の千秋を抱きしめていると、早く千秋を抱きたくなってきた。 気持ちよさそうに僕に体を預けるようにして身をよじる千秋の頬に触れる。 「千秋」 「んー?」 満足げに微笑んだ千秋が僕のことを見上げた。 「溶けてひとつになれる方法があるよ」 「本当に!?」 無垢な瞳を輝かせて僕に笑いかける君と溶け合うにはこれしかないよね? 僕は抱きしめながら、千秋の後孔にぐちゅりと指を挿入する。 「アァ…───ッ……んっ……」 そのままグチュグチュと音を立てながら抜き差しを繰り返した。 千秋は喉を鳴らし身をよじらせ、後孔は僕の指を食むように粘膜を蠢かせる。 「ここに僕のを入れて繋がったら溶け合える」 「んあぁ……入れ、て……ッ…修平と溶けたい……ッん……」 僕はもう充分解れている千秋の後孔に流し込むようにローションを入れた。 「あっ……冷た…ッ……」 「すぐに熱くしてあげるから」 最初に解したときのローションで充分に濡れていたけどあえて継ぎ足したのは、その方が溶け合う感覚に近いと思ったから。 そして自身にもローションをたっぷりと絡ませて千秋の後孔にあてがう。 「早く溶けようか……」 千秋がとろけた顔でうんと頷くと同時に、僕は自身を千秋の中へと沈めていった。 「あぁ…あっ、修平……っん……」 柔らかくなったそこに、自身がすぶずぶと埋まっていく。 そして、ゆっくりと動かす度に千秋の中からローションが溢れ出てきた。

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