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番外編③ 僕だけの可愛い人 20

そしてまた千秋を押し倒し、深く深く愛していく。 「千秋、気持ちいいの?」 「気持ち、いい……あぁっ…ッ」 君は僕と一緒にいる限り童貞のままだね。可哀想だけど、手放すつもりなんてないから一生だよ。 「どう気持ちいいか言ってみて」 「えっ…わかんな……いッ……んぁぁ……ッ」 「言わないと抜いちゃうよ」 僕は少しいじわるしたくなって、ものが抜けそうなところまで引き抜いて動きを止めた。 千秋の後孔は物足りなさを感じているのか、ヒクヒク伸縮して僕を待っている。 「やぁ…しゅうへ……もっとぉ……っ……」 可愛いなぁ。可愛すぎて困る。 僕はそんな涙目の千秋をみてまた自身を固くしていた。 「そんなに僕に入れられるの好きなの?」 千秋はコクコクと頷きながら訴えた。 「修平ぇ……」 「僕に入れられるとどうして気持ちいいの?」 本当は千秋が僕の問いに答えるまでお預けにするつもりだったのに。 言いにくそうにもじもじしながらも涙目で僕を待ちわびている千秋に……。 ───…我慢できなくなったのは僕の方だった。 僕は絡まるようなキスをしながら最奥へと自身を打ち付ける。 「ふぁぁああッ───ッ」 千秋にとっては思いがけない刺激が余程気持ちよかったのだろうか? 奥を思い切り突いた瞬間、千秋の先端から白濁が少し噴き出した。 「千秋、言って……。僕のが気持ちいいって」 「修平の……気持ちい、い……あっ、あぁ……」 「どこに入れられるの好きなの?」 「んぁ…な、なんで……そんな…言わせる、んだ…ぁ…ッ……ふぁ」 「千秋から卑猥な言葉が聞きたいから」 「……へ、んたい…ッ…」 千秋がそんなことを言うから、またゆっくりと引き抜き、前触れ無く何度も奥まで力強く貫く。 「ふあぁ…あっ、あっ……いきなり……」 「変態の僕にこうされてよがってる千秋は変態じゃないのかな?」 パンパンパンパンと激しく肌がぶつかり合い、そのたびにグポッグポッとローションが泡立つ音が響く。 「んぁぁぁ…っ……激し…ッ……あぁぁ」 「こうされるの好きなんだろ?」 千秋のイイところは全部知っている。 知らないところなんて、ないんだよ?

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