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20.ねがいごとひとつ 11

見上げれば、そこには妖艶に微笑む修平がいて、目を細めながら俺の髪をすく。 「千秋、可愛いね……」 「カツラ取ったから変だろ?」 「そんなことない。凄く可愛いよ」 「中途半端で恥ずかしいんだから見んな」 「ううん。いっぱい見る……」 そう言いながらキスを落とされて、ゴリッと固くなった下半身を押しつけられたら俺のも一気に反応してしまう。 すると修平の手が俺の下半身に伸び、スカートの上からモノに触れた。 「千秋も、もう固くなってんだ?」 「修平待てよ。服、汚れ…ッん……」 修平は俺が何かを言おうとするたびに絡み付くようなキスをするから、何も言えやしない。 このままじゃ、服が汚れちまうじゃん。これ借り物なんだから! なのに修平はそんなのお構いなしといった様子で今度は上着の裾から手を忍ばせた。 今日着ているのは白いカットソーにキラキラした石がついた白いガーディアン、下はピンクのひらひらしたミニスカートだった。 修平は白いカットソーをめくりあげるとへそから胸に向かって舐めあげてそこにある2つの突起を片方は指で、もう片方は舌で舐めあげる。 「まだ何もしてないのに、ここも期待してるみたいだけど」 舐めながら言われると余計に恥ずかしくて煽られる。 「んぁ……ッ…や…服ッ」 どうしても服だけは脱ぎたい俺は一生懸命訴えたんだけど、修平はやめてくれそうにない。 「だーめ。今日はこのまましたい」 いやいや、笑顔で言われたって駄目なのはこっちだ! って思ったのもつかの間、修平の濃厚なキスでまた俺の力は呆気なく抜けてしまう。するとまた修平のクスクスと笑う声が聞こえてきた。 「千秋、可愛い……」 そう呟くように言いながら首筋に舌を這わせ、スカートの中に手を忍ばせると、固く勃ちあがったソレを布越しに撫でながら一気にトランクスを下まで下げられてしまった。 そして、修平はとても愛おしそうにそれを眺めていた。 「何回見てもいいね。千秋のがスカート押し上げて勃つ感じ」 この変態がっ! って言ってやりたいけど、だらだら溢れ出る先走りを拭われて艶かしく扱かれたら何も言えなくなってしまう。

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