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20.ねがいごとひとつ 14
そして修平の下半身へと手を伸ばしていく。
ズボン越しでも既に硬くなっている様子が伝わり、そこをなぞると修平が密かに反応するのが嬉しくて何度も撫でた。
そしてベルトをはずしてファスナーを下ろし、下着ごとズボンを下げると反り勃ったモノが目の前に現れる。握ってみるとそれはドクドクと脈を打ちとても熱く、それに触れるたびにこっちまで熱くなってしまいそうな気がした。
一気に口の中へと含み、唇で数回しごくと軽く吸い上げてみる。
「ッ………」
修平が僅かに漏らした吐息が嬉しくなって、その裏側をなぞるように丁寧に舐めあげ、根元を手で扱きつつ亀頭に何度もキスしたり舌を這わせると先端からはどんどん淫らな汁が溢れてきた。
「……っ…………」
修平のくぐもった声は俺をどんどん欲情させる。もっと気持ちよくさせたいなって思うくらいに。
奥まで咥え込むと修平のモノがビクンと軽くしなった。
気持ちいいんだと確信した俺は、さらに手と口の動きを速めていく。
そしてさっき修平が俺にやったみたいに、根元への刺激も忘れずに。
無意識なのか、故意なのか、修平は俺がフェラをすると俺の髪をすいてくる。
そして快感が高まってくると、必要に俺の頭を離そうとするんだ。
「んっ……ち、あき……ッ……」
そして今も、息を荒げながら俺の頭を離そうと腰を引く。
いつも俺のときは、俺が嫌がっても自分の口の中に出させるくせに。本当に勝手だ。
たまには、お前だけイクのもいいじゃないか。
俺は修平の腰を掴んで執拗に口を上下させると、修平のモノがビクビクと震え始めた。
もうイクのも近いらしい。
さらに唇で扱きながら最後の瞬間、一気に吸い上げると。
「ンッ…………ッ……」
俺の口内に修平の白濁が流れ込み、俺はそれを躊躇なくのどの奥へと流し込んだ。
「千秋……」
上気した目で見つめられると、体が疼いてたまらない。
俺は修平に跨ったまま移動して、激しく舌を絡み合わせた。
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