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20.ねがいごとひとつ 15

笑った修平の手が俺の後孔を捉えると、そのまま指で孔の周りを撫でてきた。 触られるだけで期待しているのか体がビクッとしなり、また俺の中心部がスカートを押し上げる。 修平はローションを取り出すと指に絡ませて、俺の後孔に指を差し入れた。 「あぁぁ……ッ、ん……」 ヌププッと滑りよく修平の指が俺の後孔に入り、出入りするたびに体が跳ねていく。 「あっ、ん……んッ……」 修平に跨ったまま膝立ちの状態で弄られると、次第に足に力が入らなくなっていき修平にもたれるようになって、体の細かい痙攣が止まらない。 修平の首に回した手に力を込めて耐えていると修平がクスクス笑いながら耳元で囁くように言った。 「見て、千秋のココ涎たらしてるよ」 見てみると、ピンクのひらひらしたスカートを押し上げている俺のモノの先から、先走りが溢れてスカートに染みを作っていた。 「どうすんだよ……。スカート汚れた……ッ。修平のばか……あほ……あ、ッ……」 「僕が洗うからいいって言ったでしょ?」 「でも……ッん……ッ」 「姉貴に貰うのもいいかもね。また千秋に着せられるから」 どうやって貰うんだよって言おうとしたけど、その瞬間に修平が後孔に入れる指を増やしたので、修平にしがみ付いてビクビク震えてしまう。 「あぁっ…あ……あっ」 修平は中の指を動かしながら、モノを掴んで扱きあげた。扱きながら先走りを指に絡めつけその先端をクルクルと円を描くように撫でられると、堪らなくて身をよじる。 前からも後ろからもグチュグチュという水音が聞こえ、俺の腰はビクビク跳ねるし修平の首に回した手にギュっと力をこめてさらに抱きつくと修平が微笑んだ。 「千秋、気持ちいい?」 「あっ、も……むり……ッあ……」 「可愛いね。そんなに気持ちいい?」 「んっ……ん…あっ、気持ち…い……んぁ」 「千秋、キスして……」 両手がふさがっている修平に言われるまま、ガクガク震えながら唇を重ねた。

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