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21.新たなはじまり 8
手にした修平のものも完勃ちしていて少し触るだけで熱い息を吐いた。
俺がそれを掴んで扱き始めると修平は俺に唇を押し付けて、薄く開いたままの咥内に舌をねじ込む。
修平の舌に、おずおずと自分の舌を絡ませる俺を見て、微笑みを落としながら前歯で柔らかく噛んだ。それと同時に亀頭をを指で撫でられると体がびくっとしなる。
「んっ…ぅ…んんっ…ハァ…ッ…ぅぅん…」
そしてTシャツの裾から手が忍ばせられると腹をなぞってその手は胸の突起へと到達する。
シャツを捲り上げ鎖骨にキスを落としながら胸へと修平の舌が降りてきた。
「ふっ…ぅッ……んぁ…あっ、あ……」
「少ししか触ってないのに、千秋のここ勃ってるよ」
そう言って修平の舌が俺の隆起した乳首をなぞり、固さを楽しむように舌で転がしたかと思えば軽く甘噛みして、勢い良く吸い付いた。
「あぁ…んあぁ……ッ」
あまりの快感から思わず修平のモノから手を離してしまうと、修平は少しだけ不満そうな顔をして俺のことを起き上がらせた。
「一緒に気持ちよくなろうか」
そう言って俺のスウェットとトランクスを脱がせにかかる。
「……きょ、今日は入れないんだろ!?」
「うん、入れないよ。だからこうするんだよ」
そう言って俺の下半身と同じように自分のも露出させると、向かい合うようにして修平の腿の上に俺を跨がらせるように座らせる。
そして修平はお互いの勃ちあがったものを重ねてお互いのを両手で包み込むと、同時に扱き始めた。
「……んぁぁぁッ…ひぁ…っ…ッあ…んっ…あっ…」
お互いの先走りが交じり合って、そこはグチャグチャとすぐに卑猥な水音を出す。
修平のが熱くて擦れるたびに快感が走る。そしてその骨ばった手に包まれるともう堪らなかった。
無性にキスがしたくなって貪るように唇に舌をも重ねると、気持ちよくて頭まで溶けてしまいそうだ。
「んっ、んん…しゅうへぇ……あぁっ、あっ、んぁ」
グチュグチュと音を立てながら一緒に擦られるとお互いの脈動まで感じるような気がしてくる。
修平のが凄く熱くて、擦り合っているだけなのに入れてるみたいに全身までも熱くなっていくのがわかった。
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