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23.キミと甘いバースデー 7

余裕の笑みを落とすと中のモノを軽く引き抜いてまた奥へと腰を打ち付けていく。 「あっ、待…ッて……くっ、あ……」 「待てない」 イったばかりのは体には刺激が強すぎて体を強張らせても、修平はにっこりと微笑むだけだ。そして俺を見下ろしながら、はぁっとたまらないような息を語尾に加えて腰を打ち付けてくる修平の目は欲に濡れていて、見ているだけで俺も欲情してしまう。 「あっ、……っんぁ、くっ……」 修平の腰の動きがどんどん速くなっていく、そして中のイイところを狙うように打ち付けられるので俺の快感もまた増していく。 さっきイったばかりだというのにもう吐精感に追われているなんて……。 さすがに早すぎだろ。 でもぎゅっと抱きしめられて深く舌を絡ませあうと、密着した修平の体に自身のモノが擦れて呆気なく達してしまいそうだ。 そして揺さぶられながら激しく絡ませあった舌が離れると受け止めきれなかった唾液が口の端をつたった。 「修…平……っん、んぁ…ッ……」 奥を小刻みに突きながら時折浅く突いては引き、胸の上に這わせた手は突起を転がすように摘まれ動かされる。 「あっ、あ、っん……」 甘い吐息交じりの喘ぎしか出なくて修平にしがみついてると、膝裏に回した手で修平の腰に足が絡むように導かれた。その姿勢は否応なしに修平の体を締め付けて、それと同時に俺の中も窄まってしまう。 「千秋気持ちいい?」 修平が耳朶を甘噛みして聞いてくるから、無意識に頷いてしまうと打ち付けるスピードが加速していった。 「あっ、あっ、しゅ…へ……は?」 「僕もすごく気持ちいい」 修平がにっこりと笑ってまた腰を揺すってくる。それに合わせて俺の中は勝手に痙攣してはいやらしく濡れた音を立てた。 「……っぁ…んぐっ……あ、あっ……」 既にいっぱいいっぱいだったからあっという間に快楽によって目の前が真っ白になっていく気がした。 聞こえてくるのは心地いい修平の声だけだ。 「千秋、好きだよ……」 もう、それは甘すぎて逆に辛い。

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