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24.キスして酔わせて 18

すると修平が耳元で囁くように聞いてきた。 「僕のこと好き?」 「ん、……す、き…ッ好き……んぁっ、あっ」 すると心底嬉しそうな顔をして、修平はまた俺にキスをする。 そのキスが擽ったくて身じろぎながら修平の首に回した手に力を込めた。 「しゅうへ…も俺のこと…ッん……好、きか…?」 「好きだよ。千秋のことが大好き」 優しい声が耳に届くと堪らなく幸せで、俺もまた嬉しくて自然と笑顔だったと思う。 「しゅうへ…ッ、お…起こして……ッん」 「ん? 起こすの?」 正常位だった体制を向き合って座り直してもらうと、ぎゅーっと修平に抱きつきながら修平のをもう一度中に入れた。修平のが俺の内壁をぐぐぐっと押し上げてくる感覚が堪らなくてそれだけで修平を締め付けてしまう。 「おれ、も……する」 ゆっくりと体を揺らして修平のを自分で出し入れしていると、修平は目を細めた。 慣れないから最初はぎこちない動きだったけど、だんだんと気持ちいいところにあたって次第に腰が止まらなくなってしまう。 「……今日の千秋ってエロすぎるね」 「だって…しゅうへいの、気持ちよくて…しょうがねぇんだもん」 後孔はジンジンして修平のを咥えたまま離したがらない。 何度熱を放っても足りなくて、もっともっと俺の中を修平でいっぱいにしたくてたまらなくなる。 こいつは俺ので、俺だけので、他の誰にも渡したくない。 そんな風に腰を振っているとあることを思い出して、修平のを奥にとどめたまま修平の右手を引き寄せた。 そして、その指にキスしながら右手に光っている指輪を薬指からはずす。 「やっぱりお前は左手にしとけ」 そう言って今度は修平の左手を引き寄せると、その薬指に指輪をはめた。 「どうして? 取っとくんじゃなかったの?」 「そうだけど、もうお前は売約済みだっていうことを女子中高生どもにわからせてやる」 「え?」 「だって、あいつら……俺が、いるのに先にプレゼント渡したり……アピールするから。……修平は俺のなのに」 俺は真剣な話をしているつもりなのに、なぜか修平は笑っていた。

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