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第25話 初めての
啓司は丁寧に和樹の体に口づけを落としていく。電気をつけたままの部屋だと隅々まで見えてしまう。和樹は急に恥ずかしくなった。
「お願い・・・電気消さない?
恥ずかしすぎる・・・」
「わかった。でも真っ暗は嫌だな。
和樹の顔が見たい・・」
「そこの明かりだけつけて。そのスイッチ」
言われた明かりをつけるとボワ〜っとオレンジ色の光がついた。
蛍光灯の明かりを消す。
「ああ、和樹、綺麗だな・・・」
「啓司、もっと言って。もっと僕の名前言って」
そう言って和樹から啓司に抱きついた。
「ああ、和樹、和樹・・・綺麗だ・・・・:」
そう言いながら啓司はさっきのキスの続きをする。胸の真ん中を触ると心臓の鼓動が感じられた。啓司は和樹の手を取り自分の心臓のあたりに手を当てる。
「和樹、俺の心臓の鼓動わかるか?お前に触るだけで、こんなにも早くなってる」
「うんわかる。僕の心臓の音も聞いて。同じだから」
啓司は和樹の胸に耳を当てる。本当に大きな音がしている。啓司はそのまま目の前にある和樹の小さな二つの突起を触る。和樹の体がびくりと動く。
「ああぁぁぁぁそこぉぉぉ」
そう言いながら和樹が身悶える。
啓司は和樹の体を隅から隅まで唇を這わせていく。和樹も啓司のそれに応えて体が勝手に反応しているのがわかる。足の指の先まで舐められた時にはもう和樹の中心ははち切れそうになっている。
「啓司ぃぃいお願いぃぃぃあそこ触って欲しい」
和樹がおねだりをする。
「どこ?教えて。どこを触って欲しいの?」
「意地悪ぅぅ。和樹のそこぉぉ」
「そこじゃわからないよ。和樹の体のどこ?」
「ううぅぅ・・・お尻の・・真ん中の窪み・・・」
啓司がふふっと笑って和樹の耳元で囁く。
「和樹は素直でいい子だね。ここかな」
そう言って和樹の大事な小さな穴を触る。和樹の腰がくねる。
「そこ弄って、柔らかくしてほしぃぃ」
和樹のその小さな穴を啓司は舐め上げた。
「やあぁ汚いよぉぉ」
「和樹の体に汚いところなんてないよ。ほらこんなに可愛い、ピンク色が見えてるよ」
そう言って和樹の足を広げさせ、自分の顔の上に四つん這いにさせる。和樹も目の前の啓司の大きくなったそれを舐め上げる。啓司も思わず吐息が漏れてしまう。和樹は夢中でそれを続ける。もう体から力が抜けてしまいそうになる。
和樹のそこに指が入っていく。もうだいぶ柔らかいみたいでいやらしい音が響いている。
「啓司ぃぃ、そこに欲しいぃぃ。入れてほしぃぃ」
和樹はもう涎を垂らして溶けている。
「いいよおいで、和樹の好きなようにしていいよ」
そう言うと体を反転させて、自分にまたがらせる。和樹は啓司のそれを自分のすっかり柔らかくなったところにあてがう。そのまま腰を下ろす。
「あぁぁぁ。入ってくぅぅ」
その言葉とともに啓司もびくりと体が動く。こんなに気持ちいいものだったろうか。和樹の体はドロドロに溶けてしまって、もう自分と一つに溶けているのではないかとすら思ってしまう。全部入ったところで和樹が息を吐く。
「啓司ぃぃ。すごい気持ちいい。入れただけなのに・・・」
その言葉で啓司の理性は完全に吹っ飛んだ。
「ごめん和樹もう我慢できない。動く」
そう言うと下から大きく突き上げた。
それと共に和樹の体が大きく跳ねる。
二人の喘ぎ声が部屋に響く。
そのまま二人は夜中まで睦あった。
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