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殺人鬼2

 ガキは可愛かった。  怯えて震えて怖がっていたくせに、抱けば簡単にこんなになる。  喘いで、とろけて。  すげぇ、可愛い。  中もすっかり僕に馴染んで、気持ちいい。  あれから毎日抱いてる。  本当に気に入っている。  今は手ひどく扱っているけど、後で優しく抱いてやろう。  今は、とにかく好きなようにこの中を味わう。  ああ、気持ちいい。   僕は射精する。  コイツの中で出すのが、僕はとにかく好きだ。  「ああ、イく・・・」  ガキが喉をそらした。  ガキも、僕が出した感覚でイったのだ。  もう、立派な穴だ。  本人だけが認めていないんだけど。  僕はガキの中から、自分を引き抜く。  ガキの残りの服を剥いでいく。  僕はガキの肌が好きなのだ。  良かった。  本当に良かった。  僕はガキを抱きしめる。  僕が呼んだ時来なかった時、本当に怖かった。  抱くために触れた時、本当に怖かった。  コイツが、僕を拒否したらどうしようかと。  大丈夫だった。  良かった。  本当に良かった。  僕に感じて、僕に悶えてくれて。  拒否されていたら。   僕を受け入れなかったなら。  僕の中に一瞬暗い想いが灯る。  ガキが呻いた。  強く抱きしめすぎたみたい。  「ゴメン」  僕は謝る。  このガキを殺さなくてすんで良かった。  拒否されていたら殺してしまっていただろう。  悲しくなってしまって。  でも、まず。  「ねぇ、勃ててたよね、それ、この男の裸見たからだよね」  僕はガキに囁く。  ガキが真っ赤になる。   未だにこの反応。  やっぱり可愛い。  今は裸以上に身体をさらけ出している若頭。  僕もこの男は気に入っていた。  まだ僕がこの身体になる前日は、この若頭からの仕事も引き受けていた。    直接的な接触はなかったから若頭は覚えていなかったみたいだけど。  ヤクザにしとくのはもったいないくらいのいい男で、でも、暴力的な匂いが良く似合うこの男を、犯したいと何度となく思っていた。  今日も若頭を裸にして吊した時、無理やりでも入れてしまおうか、殺してから入れてしまおうか一瞬悩んだ。  でも、皮を生きたまま剥ぐのも、犯す以上に、何度となく考えてきたことだし。  そっちのが好きだし。    それに、ちょっと僕が目の前で他の男犯すのはコイツが嫌がるかな、なんて、ガキのことを考えてしまった。    こんなに僕はこれ以上したことがないくらい、ガキを大切にしているのに。  コイツ、他の男に勃ててるんだからな。  どうせ、若頭に突っ込むところでも想像したんだろ。  コイツはこういう、無理目な男を犯したいっていうのが性癖なのはわかってきた。  僕の穴も未だに狙っているからな。  僕に入れられて、毎日トロトロにされてるクセに、あきらめがわるい。  でもそれも面白いと思っているんだけどね。  でも他の男相手に勃てたのは面白くないな。  僕の穴なのに。  「口をあけて」   僕は言った。  ガキは素直にあけた。  そこに僕のモノをつっこんだ。  ガキは苦しげにうめいた。  「歯をたてるなよ」  僕はガキの髪を撫でながら言う。   これは罰。    また気持ちいいフェラはベッドでゆっくり教える。  喉の奥を、犯す。    ガキがえずく。  苦しげに、歪める顔にドキドキした。  殺したくなっちゃう位、可愛い。  でも代わりがないから殺さない。  奥を突き、口の中を好きなように突いた。  コイツ、口の中もいい。  フェラ、教えよう。  いつでも好きな時にしゃぶらせれるように。  苦しげな声すら楽しんで、僕は喉の奥て射精した。  「飲むんだ」    僕は囁き、ガキはそれを飲み下した。  口の中から抜けば、ガキは必死で息をしながら、むせていた。  可哀想だし、可愛いし。  僕は抱きしめるしかなかった。  「他の男のこと考えるのはダメだよ。オマエは僕の大事な穴なんだから」  僕はガキに囁いた  今度はガキに僕のを手でさせてみた。  がむしゃらなだけだ。  下手くそ。  僕はクスリと笑った。  これで僕を抱こうというんだ、可愛いじゃないか。  可愛いすぎて、勃った。  そして、ガキを裏向けて、腰をあげさせて突っ込んだ。  もうそろそろここにいるのはヤバいんだが、コイツ抱きたいんだからいいか。  僕が腰を回すと、ガキは声を上げ始めた。  やっぱり、可愛い。  

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