4 / 6

ステータスオープン!!!!

ほっと一息。首がないゴブリンと、返り血で汚れた服。気持ち悪すぎて帰りたくなってくる。 そんなことできるはずもないが… ザザザー 回線を接続する音がし、段々と声がクリアになってくる。 『おーい!那月くーん!聞こえますかー』 「・・・」 先程会話していた糞神の声が聞こえた気がするが、気の所為だろう。 『いまぁ〜、君の脳内にぃ直接話しかけていますぅ』 「気の所為であってほしい」 『ねぇねぇ、聞こえてるよね!?もう、無視はよくないよ! あっ!そうそう、君に伝えるのを忘れてたけど、ステータス見れるようにしといたから!把握よろしくぅ!』 見れるってどうやって…って、お決まりのセリフ言えばいいのか。間違ってたら嫌だから小さめの声で呟く。 「……ステータスオープン」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 名前 櫻田 那月(さくらだ なつき) Lv8 年齢 14歳 『スキル』鑑定C 投擲B 風魔法S 披露耐性B 痛覚耐性A 治癒S 空間収納∞ 『称号』自称・神からのお使い(色々と付けておいたよ☆) 異世界人 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目の前に現れたステータス。何やら色々あるが… 「このお使いというのは?」 『たまにでいいから私からのお願いを聞いて欲しいのっ』 「魔法ってどうすれば使えるのでしょうか?コツとかありますか?」 『うーん…魔法はイメージだよ!君が思い描けばなんとかなるさっ』 ペラペラと何かを捲る音。今、エロ本読んでるでしょ…読みながら会話してるでしょ。神様って神聖な方だと思ってたよ… 『んじゃ、暇な時にでも報告よろしくぅ!』 「報告って」 ブチッ 回線が切れる音がし、何度も声をかけるが返事がかえってこない。 報告ってどうやってするんだよぉぉぉおおお!! ─────────────────── 『ステータスの設定について』 レベルは1~100までとされている。 スキルは武器系スキル、武技系スキル、魔法系・魔力系スキル、耐性系スキル、操作系スキルなどがあり、ランクはE〜SSSまであるとされている。(例外はあります)

ともだちにシェアしよう!