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特別サービスです、お客様♡ 9

涼くんは少し俯いた後俺を見た。 ペロリ。口の端に付いた精液を舐め取りにこりと笑う。 「沢山出たねー、ごちそうさま」 その顔がとても妖艶で思わず魅入ってしまうほど。 いや、待てちがう。 「の、飲んだのか!?」 今彼は俺の精液を飲んだよな? 見間違いでなければ、吐き出していないはずだ。 「うん、ほら」 涼くんは あ、と口を開けて見せてくれる。 中は若干の白いモノが残っているようだ。 「特別サービスですよ、お客サマ♡︎」 僕、普段は飲まないんだよねー、不味いじゃん?と平然と言ってのける涼くん。 不味いなら飲まなくても良かっただろうに。 俺の疑問を感じとったのか 涼くんは俺に顔を近づけキスを仕掛けてきた。しかも舌を絡めて。 ほんのりと青臭さと苦味を感じて顔を顰める。 「ん。言ったでしょ、特別サービスだって。僕にとって黒沢さんはトクベツ」

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