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第13話
良は鏡の中の自分を見つめたまま、何度も頷く。
「きっと、そうだ」
あんな罰ゲームを耳にしてしまった。
それも、信用していた七条の口から聞くことになるなんて。
「そりゃあ、ショックも受けるよな……」
良は深く頷いた。
そして、ある結論にたどり着く。
「……そうだ」
ぱっと顔を上げる。
七条と一緒にいるから、意識してしまう。
七条の声を聞くから、ドキドキする。
七条に触れられるから、心臓がおかしくなる。
だったら――
『七条からは離れる』
『七条とあまり一緒にいなければ、きっと元に戻る!』
良は力強く拳を握った。
「よし!」
こうして良は、固い決意のもと、七条との距離を置くことにした。
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