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 ディガーはオレに触れ、根元から先端にかけて扱いてくる。  他人に自分のものを扱かれ、感じたことのない痺れと疼きがオレの身体を駆け巡る。  いやらしい水音が、ディガーの手がオレを扱くたびに聞こえはじめる。  先端からは滑った液が溢れ出していた。 「っふ、やだあっ、さわるな……」  オレの目からは、抵抗も出来ず、ただされるがままに好きでもない奴に触れられて情けないのと、オレ自身が触られて気持ちがいいのとが入り交じった涙が溢れてくる。 「あ~あ、涙目になっちゃって、可愛い。液は濃いね、自分ではあんまりしないの?」  上がっている口角から赤い舌が出ると、オレの液を美味そうに舐めた。  そうかと思ったら、オレのを弄っていたディガーの指が、次は尻の孔に入ってきた。 「っふ、ああっ! やめっ、いやぁあっ!!」  引き裂かれるような痛みがオレを襲う。

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