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「やあっ、やめっ、ひっぐ!」 「涙を流す顔は可愛い、実に可愛らしい。乳首も吸ってあげようね」  ザラついた舌の表面がオレの剥き出しになっている乳首を舐める。 「可愛い、可愛い。ほら、ツンと尖ってきた」 「っひ!」  歯を剥き出して、乳首を甘噛みしてくる。  吸い上げられる音が気持ち悪い。舌の感触が嫌だ。  それなのに、オレの身体がおかしい。オレ自身は先走りを流し、さっきよりも膨れているんだ。 「離せ! いやああっ」  真城の前で乱れたくない。  好きな人じゃないのに、弄られたくない。  それなのに……。  気持ちとは裏腹に、オレの腰は淫らに揺れる。 「あっ、あんっ! ましろ、見ないでっ、っひ、やだぁああ……」  オレの口から飛び出るのは、喘ぎ声と、泣き声だ。 「七瀬に触るな!!」  真城の声に合わせてオレの身体が解放された。

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