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夕日が目に染みる。
真城の側から離れたオレは裏門でボーッとしていると、紺色のブレザーにチェックのスカート。胸元にはワイン色のリボンを付けた、見慣れない制服を着た女子が二人、裏門のところにやって来た。
彼女たちの身長はオレと同じくらいか少し下。
ひとりはツインテールで、つり目。ちょっと目付きが悪い。もうひとりは、ショートボブの目がクリッとしているすげぇ美少女だ。
ふたりはどうやらオレに話があるみたいだ。
目が合うなり、すぐ近くまでやって来た。
「貴方、最近真城様にしつこく付きまとっているそうじゃない?」
ツインテールの女子が口を開いた。
真城様?
誰だこいつ。
真城のことを様付けで呼ぶ女子を怪訝な顔で相手を見つめてしまったオレに、またもや女子が口を開いた。
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