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『よしよし、だったらもっと気持ち悦くしてやろう』
頭の中に響く声と同時に、僕を扱く触手の力が強くなった。
「あっ、っひぅっ!」
触手に扱かれる度にジュクジュクと音がする。先走りが溢れ、そのいやらしい液が触手を伝ってモンスターの口の中に入って行く……。
するとモンスターは目を細めて美味しそうに僕のそれをゴクゴク飲んでいく。
「いやあっ」
こんなのイヤだ。
僕が首を振れば、涙が零れ落ちた。
この涙はなんだろう。
快楽による強い刺激のものなのか、悲しくて出るものなのか。
自分でもよくわからない。
『イヤなのか? だったらこうしてやろう』
触手の一部が僕の一物から離れたかと思えば、次の瞬間、僕のお尻の中にそれが入ってきた。
「なっ、っふあっ!!」
痛くないけど、違和感がある。
僕はなんとか身を捩って抜け出そうとするんだけど、新しく出てきた触手が腕さえも雁字搦めに押さえられた。
『バージンか? 中は狭いな』
「やっ、なにっ? っひぅ」
孔に侵入した触手が自由に僕の中を動く。
気持ち悪い。
こんなのイヤだ。
身体を捩り続ける僕は、ひたすらこの行為を拒絶する。
それなのに、僕の身体はずっと正直だ。
一物を扱かれてグングン大きくなっている。
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