「やっ、なにっ！？」 「こんなに尖らせた乳首を吸ってもらうの？」 　言ったとたん、黒江くんが言葉通り、僕の乳首を思いきり吸い上げた。 「い、やあああっ」 　大きく身体が震える。 　そうかと思ったら、剥き出しになった僕の一物を扱いて、それから後ろの孔に指を入れた。 　さっきモンスターの触手が擦ってきた場所だ。 「っひ、あっ、っはぅう」 　黒江くんは執拗にそこばかりを擦る。 「本当は嬉しいんだろう？」 　僕は必死に首を振ってイヤイヤを繰り返す。 　黒江くんに抱かれたい。 　でも、思われてもいないのに抱かれたくはない。 　僕の両極端な気持ちが心に宿る。 「言えよ！」 　涙目で首を振り続ける僕に嫌気が差したのか、黒江くんは怒鳴る。 　中にもう一本指を入れられた。 「んっ、っふ、あっ！」 　ふたつの指が僕の中を交互に動く。 　そのたびに、ネチャネチャといやらしい音が立つ。 　僕の先端からは先走りが溢れ、お尻を伝って孔を潤す。 　黒江くんの指によって奏でられる水音はまるで自ら中を潤しているみたいだ。