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 だけど僕の行動は軽率だったって思い知らされた。  昨夜と同じように、海中から触手が伸びてきたかと思ったら、僕の足はまた捕まってーーでも昨日みたいに余裕は与えてくれなかったんだ。  触手が広がった足の間目掛けて勢いよく向かってきたかと思ったら、下着をくぐり抜けてお尻の孔に入ってきた。 「っやああっ!」  何の前触れもなく貫かれたおかげで僕の後ろが違和感に襲われる。  だけどそれもほんの少しのことで、モンスターは昨日、僕のどこに触れて乱れたかを知っている。  触手は凝りがあるそこを擦るように動かしてきたんだ。 「っぐ、っふ」  中を弄られてヌプヌプ音がする。  僕は与えられる快楽に耐えられなくなって腰を揺らせば、触手はまた、昨日みたいに何かの液をふきかけてきた。  僕のお腹の中に勢いよく液が入ってくる。 「あっ、あああんっ!」  お腹が苦しい。  吐き出したい!  僕の声が聞こえたかのように、モンスターは荒波を立てて姿を現した。  分離体。  黒江くんが言ったことをまるで裏付けるかのようなモンスターは昨日よりも少し小さい。  だけど、僕よりもずっと大きい。

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