82 / 88

page82

「だけど。今は一色、お前が好きだ。ドジで、いつも俯いているお前が笑った時、可愛いと思ったし、真っ直ぐな目は澄んでいてとても綺麗で、もっと見ていたいって思った。拒絶されてどんなに苦しかったかわかるか? 挙げ句の果てにモンスターだけじゃなくて先生にまで奪われそうになって……。気が気じゃなかった。こんな気持ちは初めてだ」 「黒江、く……?」 「傷ついているお前を放っておけない。……もうどうなっても知らねぇからな」  黒江くんはそう言うと、反り上がった自身で陵辱されてゆるゆるのお尻の孔に穿った。 「なっ、っひ、ああうっ!!」  圧迫感が僕を襲う。  突然の挿入に弓なりになって、すぐに達してしまった。 『好きだ』  そう言った彼の唇は僕の口を塞いだんだ。  **好きになった人は敵でした。の巻END**

ともだちにシェアしよう!