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先走り――ううん違う。
僕、吐精したんだ。
僕の中にある物は熱くて、焼けそうになる。
これはきっと、黒江くんの一物だ。
でも待って。
昨日よりもずっとずっと大きいよ……。
僕の中に沈めた黒江くんの圧迫感が半端じゃない。
もうお腹の中が、黒江くんでいっぱいだ。
でもどうしよう、黒江くんの一物はずっと抽挿を繰り返している。
すっかり精を出し切った僕は、もう出す物がない。
それなのに、止まらない。
僕の一物はだらだらと液を流している。
「あっ、っひ、くろえく、とまらない、とまららいよ! おしっこいっぱい出ちゃよぉぉおおっ」
ベッドのそこらじゅうが僕が流した精やおしっこでびしょ濡れだ。
「もっ、らんれ、イってくれらいろぉおおっ?」
僕はもうイきっぱなしなのに、黒江くんはまだ達する気配がない。
パンパンッって、肉がぶつかる卑猥な音が聞こえる。
恥ずかしい。
とっても恥ずかしい。
「っあああんっ」
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