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 叫び声にも似た嬌声は本当に僕のものだろうか。  もうわかんない。  何もかわかんない。  でも。 「きもち……」  ぎゅうううって中で黒江くんを締め付けた。 「おまっ、それ反則っ! っ!!」  僕がずっとずっと強く締め付けたから、黒江くんは白濁を流した。  だけど僕の中でそんなに勢いよく出したら……。 「あっ、っひぃいいいいんっ!!」  黒江くんの吐精につられて、僕はまた、たくさんおしっこを出してしまった。  もうすっかり力尽きた僕は、黒江くんと一緒にベッドに倒れ込むようにしてぐったり横たわる。  ふたりの乱れる息が静かな部屋を支配する。  ……黒江くん。  大好きな人に抱かれたと思ったら涙が頬を伝って一筋、流れた。

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