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痕③
彼の言うように、もう俺の体は完全に翔真を受け入れられる状態になっていた。
それにさっき中途半端に弄られたせいで指なんかより太い彼のモノで貫かれただけで、もっと強い刺激が欲しくなった。
どのみち今さら清純ぶってみたところで仕方ないと思ったから、自ら彼の上で腰を振り、快感を貪った。
「翠さんの中、すごい熱い......。
それに狭くて、うねうねしてて、めちゃくちゃ気持ちいいです」
「ハハッ...、いちいち実況、してんじゃねぇよ。
ホントお前、普段とギャップあり過ぎなんだけど」
笑って答えると、彼も下から突き上げながらクスクスと笑った。
何度か彼の事を考えながら、自慰行為に耽ったこともある。
だけど本物の彼は妄想の中の翔真なんかよりずっと俺を気持ち良くしてくれた。
そしてそのまま自分の感じる場所を彼の分身に自ら擦り付け、女みたいな声をあげながらあっさり達してしまった。
なのに俺を休ませる事無く繋がったまま体勢を変えられ、今度は彼が上になった正常位でのセックス。
激しく乱暴にガツガツと貪られ、その間も胸や首元、鎖骨などに絶えず舌を這わされ続けたものだから全身が馬鹿みたいに敏感になり、体は彼の与えてくれる刺激に素直に反応を返した。
「ねぇ、翠さん。
ゴム着けてないから、外に出した方がいいですよね?
......それともこのまま今日は、中に出しても良い?」
はぁはぁと息を乱しながら彼は汗で濡れた前髪を掻きあげ、ニッと笑った。
それから下腹部の辺りをそっと撫でられると、ゾクゾクして体が小さく震えた。
本当は中に出されるのはあまり好きじゃなかったけれど、彼の熱をすべて受け止めたいと思った。
だからコクコクと夢中で頷きながら手足を伸ばし、彼の体にしっかりと絡めて抱き付いた。
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