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波乱万丈なんて望んでない_18

同じ男なんだ。 俺が気持ちいいと思うなら少なからずコイツだって……。 「ねえ洸さん、僕のイかせ方知りたいですか?」 素直に頷くのは悔しくて、モノを咥えながら蓮沼を見上げた。 「ふふ、僕はですね……」 それを了承と取った蓮沼の指先が俺の喉仏を伝う。 「ここで絞めてもらうのが一番気持ちよくなれるんですよ」 「……んぐっ……はぁ……む、無理だぞ……俺はそんなの出来な――」 「まあ、洸さんには無理でしょうけどね」 嘲笑う顔が憎らしい。 コイツは俺の性格を分かって、わざと煽るような事を言っているんだ。 頭では理解してるのに、口は条件反射で直ぐに悪態をつく。 「馬鹿にすんな。そのぐらい……」 「無理しなくていいんですよ?」 「見てろ、絶対イかせてやる」 大きく昂るモノをもう一度口に含んで、更にその奥へと咥えていく。 息苦しいし、喉に触れると嗚咽感が込み上げてくる。 これに興奮する性癖もあるようだが、俺はMじゃないし全然理解出来ない。喉で感じるなんて一生無理だ。 ……あと無駄にデカイのがムカつく。 「上手ですね」 よしよし、と頭を撫でてくる手は絶対馬鹿にしてる。 この野郎、余裕こきやがって……。 「っ………ん……ぅ……っ……」 嗚咽感に堪えながら頭を上下に動かすと、乗せられてる手に微かに力が入った。 「……っ……洸さん、気持ちいい」 艶やかに響いた言葉に背中がゾクッと疼いた。 やべ……俺…………。 「洸さんっ………もっと、シて……」 蓮沼の声聴いて、興奮してる………。

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